粘守で、勝利もぎ取った ワイヴァンズ、青森に80-71 

2021/4/15 13:01
〈山形-青森〉第3Q、ランス・グルボーンがダンクシュートを決めて58-45とする=天童市・県総合運動公園アリーナ

 バスケットボール男子・Bリーグ2部は14日、各地で2試合が行われた。東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは天童市の県総合運動公園アリーナで青森(東地区)と新型コロナウイルスの影響で中止となった第28節の代替試合を行い、80―71で競り勝った。通算成績は26勝27敗。東地区順位は5位、ワイルドカードは3位のまま。

 山形はアンドリュー・ランダル、中島良史、川辺亮平、キース・クラントン、河野誠司が先発した。序盤からインサイドを中心に攻め込む青森に苦戦し、第2Q途中まで最大10点のリードを許した。徐々に守備からリズムをつかみ、前半を41―35で折り返した。後半に入っても守備の激しさを失わず、ボールを奪ってからの速攻などで勝負強く得点を重ねて競り勝った。

 ランス・グルボーンが23得点、ランダルが22得点、クラントンが10リバウンドだった。観戦者数は257人。

 次戦は17、18の両日、福島市の県営あづま総合体育館で福島(東地区)と対戦する。

 【評】守備からリズムをつかんだ山形が逆転勝ち。序盤は青森のインサイド攻撃に苦しみ最大10点のリードを許したが、粘り強い守備からチャンスを生んで立て直した。シュート精度は38%と低かったが、ターンオーバー(攻撃のミスで攻守が入れ替わること)で22得点を奪う集中力が光った。

グルボーン奮闘、叩き込む

 青森のインサイド攻撃に押されて前半途中で最大10点差。山形は持ち前の守備から立て直し、後半を迎えた。引き離したい勝負どころで輝いたのはランス・グルボーンだ。3点シュートなどでチームに勢いを生んだ殊勲者は「もちろん得点はうれしいが、チームの勝利が一番」と控えめに喜んだ。

 チームディフェンスが徐々にかみ合い、流れが生まれた。守備リバウンドを拾い、相手のミスを逃さず速攻へ。チーム全体で12スチールを決めるなど、守備の激しさが目を見張った。一方でシュート精度がなかなか上がらず苦しんだが、後半、グルボーンが攻撃をけん引した。第3Q立ち上がりにいきなり3点シュートを決めると、終盤には速攻からのダンクシュートで会場を沸かせた。後半だけで18得点を挙げる勝負強さで勝利の立役者となった。

 出来に浮き沈みのある苦しいシーズンを過ごしているが、ミオドラグ・ライコビッチヘッドコーチ(HC)は「チームにどう貢献するかを常に考えてプレーできている」と評する。スチール二つ、守備リバウンド四つを記録するなど、守備でも奮闘している。プレーオフ進出へ貴重な1勝を挙げ、グルボーンは「福島戦は重要な試合。今後の試合は一つも落とさないようプレーしたい」と頼もしく語った。

チームは感覚つかんできた

 ミオドラグ・ライコビッチHCの話 ブースター(ファン)の皆さんの応援に感謝している。相手の守備が良く、シュート確率が低かった。守備をしっかりできたことで勝利につながり、非常にうれしい。練習は通常通りできており、チームは感覚をつかんできた。

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