酔わせましょう、県産酒トーク 山形の酒店がSNS駆使しライブ配信

2021/4/14 08:56
県産日本酒の魅力をSNSで紹介する企画「お酒ちゅきちゅき倶楽部」が今月14、21、28日の3回にわたり、午後8~10時に生配信される

 新型コロナウイルス禍でも県産の日本酒やワインの魅力を発信しようと、山形市の「金森酒店」が会員制交流サイト(SNS)を使い、県産酒を紹介するライブ配信に取り組んでいる。県産酒初心者だった同店の金森輝(ひかる)さん(27)が広報担当を担い、利き酒師の解説も交え素人目線で魅力を売り込む。4月は母の日(5月9日)をテーマに、14、21、28日の3回にわたり配信し、お薦めの酒を紹介する。

 輝さんは金森浩一郎社長の次男。東京で働いていたが、コロナ禍もあり昨年6月に帰郷し個人事業主として家業を手伝うようになった。店のサイトを一新し通販サイトも開設。動画投稿サイト・ユーチューブでは「酒屋の息子だが山形の酒は知らなかった」輝さんが案内役になり、酒を面白おかしく紹介する動画を30本近く投稿し人気を集める。

 コロナ禍で酒販店に来る人や外食する人が減り、酒の消費量は低迷している。その中で「hikabo(ヒカボ)」こと輝さんは、酒田市で居酒屋「炭かへ」を運営し利き酒師でもある「さてぃ」さんや、本県出身の女子大生でネット上のライブ配信に取り組む「ちーまる」さんとSNSで知り合い意気投合。「お酒ちゅきちゅき倶楽部(くらぶ)」と題したオンライン中継を手掛けることになった。試験的に行った3月10日の初配信は常時30人以上が視聴。配信2時間で通販サイトの県産酒50本が売れるなど手応えを得た。

 4月は多くの酒を紹介するため配信は14、21、28日の計3回に。いずれも午後8~10時の配信で、前半1時間は音声アプリ「クラブハウス」(アイフォーンでのみ聴取可能)を利用し、さてぃさんが母の日の贈答用に合う酒を数銘柄ずつ紹介。後半1時間はインスタグラムを使い、輝さんとちーまるさんが紹介された酒を飲んで率直に感想を語り合う。共に聴取者、視聴者と対話しながら配信。3日で計10銘柄前後を紹介する。今回で軌道に乗れば5月以降も定期的に続ける。

 輝さんは「酒に興味はあるが一歩を踏み出せない層を取り込みたい。山形にはおいしい酒が多く、全国に広めたい」と話す。聴取・視聴はクラブハウスやインスタ(ともにアカウントが必要)で3人をフォローする。インスタは金森酒店サイトからもアクセスできる。問い合わせは同店023(647)2484。

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