山形市、ワクチン接種開始は来月下旬 新型コロナ、一般高齢者対象

2021/4/14 08:15
山形市役所(資料写真)

 山形市は13日、新型コロナウイルスワクチンに関するプロジェクトチームの会合を市役所で開き、施設に入所していない一般の高齢者への接種開始が来月下旬になるとの見通しを確認した。今月26日の週に供給される分については活用する五つの高齢者施設を決めた。

 会合は非公開で行われ、終了後に市側が説明した。来月は10、17日の週に全国の自治体に計1万6千箱の供給が予定される。市は接種を担う医療機関(154カ所)に要求量を確認し、国に必要分を求める。供給後に市が配分量を決め、医療機関が予約枠を設定する。市のコールセンターなどを通じた予約の開始時期は調整中。当面は施設利用者とそれ以外の高齢者の個別接種を並行して進める。

 今月26日の週に供給される1箱は介護老人保健施設サニーヒル菅沢、特別養護老人ホームサンシャイン大森、地域密着型特別養護老人ホームサンシャイン大森、特別養護老人ホームいきいきの郷、ケアハウスいきいきの郷の利用者と職員の計485人に用いる。協力医師との連携が取れているなどの基準で選定した。

 協議後に佐藤孝弘市長が取材に応じ、12日に市内で高齢者接種が始まったことについて「市民全員の接種までには時間がかかるが、第一歩を踏み出せたことは希望だ」と語った。

「N501Y」が県内に入る前に接種完了を―山形市保健所長が警鐘

 県が新型コロナウイルスの変異株について県内の状況を公表したことに絡み、加藤丈夫山形市保健所長は13日、現在大阪府などで流行している変異株「N501Y」が県内に入る前に「ワクチン接種を完了させる必要がある」と警鐘を鳴らした。

 加藤所長は「N501Y」について、「感染力が強く、重症化しやすい」と指摘。「人の移動とともに広がるので、いずれ県内にも入ってくる」と注意を呼び掛けた。一方、県内でも接種が始まっているワクチンは「N501Yにも効く」と強調。対策として、変異株が入ってくるのを遅らせるため「時間を稼がなくてはならない」とし、旅行や県外から人を呼び込むイベントは「控える必要がある」と述べた。

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