稲、温泉の湯で“目覚め” 鶴岡・湯田川で芽出し作業

2021/4/13 23:30
作業員が種もみの入った袋を湯に浸していった=鶴岡市湯田川

 鶴岡市の湯田川温泉で、温泉の余り湯を使った稲の芽出し作業が行われている。江戸時代から続く作業で、13日は地元住民らが、種もみの入った袋を手際よく湯に浸していった。

 温泉の湯が流れ込む水路を利用し、JA鶴岡が毎年行っている。作業は、種もみ約8~10キロ入りの麻袋を30~32度の湯に浸すところからスタート。半日かけて発芽を促した後、水路に敷かれた板の上に袋を並べていく。温泉の蒸気を利用してさらに半日蒸すことで、発芽が均一になる効果があるという。同JAによると、今年は庄内地方の農家から「はえぬき」や「つや姫」など241トンが持ち込まれる。

 この日は17人が午前5時ごろから作業を始め、水路に袋を入れていった。同JAの担当者は「今年は例年より暖かい日が続いており、種もみを蒸す時間を短くしたものもある。良い状態で渡せるよう、準備していく」と話している。作業は28日まで続く。

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