相手に勢い、ワイヴァンズ連敗 Bリーグ2部、茨城に70-85

2021/4/13 14:58
〈山形―茨城〉第4Q終盤、味方に指示を出す山形の新号健=天童市・県総合運動公園アリーナ

 バスケットボール男子・Bリーグ2部は第30節第3日の11日、各地で4試合が行われた。東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは天童市の県総合運動公園アリーナで茨城(東地区)と対戦し、70―85で敗れた。2連敗を喫し通算成績は25勝27敗。順位は5位のまま。

 山形はアンドリュー・ランダル、中島良史、川辺亮平、キース・クラントン、河野誠司が先発した。第1クオーター(Q)、茨城に3点シュートを立て続けに決められた。山形はランダルを中心に攻め込んだが、相手が放つ高精度のシュートに苦しみ、前半だけで50失点。後半に入っても持ち味の守備は機能せず、相手の勢いを止められなかった。

 ランダルが26得点、鶴田美勇士が10得点、ランス・グルボーンが10リバウンドだった。観戦者数は532人。

群馬が地区V

 このほか群馬が福島を76―60で下し、東地区優勝を確定させた。越谷のプレーオフ進出も決まった。

 山形は次戦、14日に同会場で青森(東地区)と第28節の代替試合を行う。

 【評】山形はチームディフェンスが機能せず完敗。激しい守備は見せたが連動性を欠き、パスを駆使して中と外を使い分ける茨城の攻撃に苦戦した。3点シュート成功率は茨城の57%に対し、山形は25%と低迷。攻撃リバウンドを拾えずセカンドチャンスをつくれなかった。

【マッチアップ】追う第3Q、さらに引き離され

 「最後まで戦う姿勢を見せなきゃいけない。ブースター(ファン)に申し訳ない」。新号健は悔しさをにじませながら繰り返した。序盤から勢いに乗る茨城に押されたが、それでも前半を終えて11点差。追い付けない状況ではなかったが、第3Qに引き離されて勝利の灯は消えた。

 前半は食らいついた。茨城は前日同様、高精度シュートで早々に主導権を握り、インサイドも柔軟に攻めて前半で50得点。ただ山形も、攻めに苦戦した前日と同じ轍(てつ)は踏まず、ランダルを中心に39得点を奪いまずまずの攻撃を見せた。

 課題が浮き彫りになったのは第3Qだ。前半で3点シュート4本を決めた茨城・福沢晃平に、2分間で3点シュート2本を許した。守備からリズムをつかみたい場面で、最も警戒が必要な相手をさらに勢いづかせてしまった。新号は「全員が同じ意識でプレーできていない。コミュニケーションが足りずミスにつながった」と反省を口にした。

 連係の溝がなかなか埋まらない状況だが、収穫もあった。ミオドラグ・ライコビッチヘッドコーチ(HC)は新号、鶴田美勇士、飯田遼ら若手の名前を挙げ「指示を遂行したり、良い守備を見せたりした。(次の試合でも)続けてやってほしい」。目標のプレーオフ進出へ、総力戦で立ち向かう覚悟だ。鶴田は「うまくいかなかった部分を修正し、自分の役割を果たして勝利に貢献したい」とシーズン最終盤へ決意を語った。

3連続3点被弾が痛かった

 ミオドラグ・ライコビッチHCの話 前日と似た試合だったが、良い時間もあった。第1Qにミスなどから3点シュートを3本連続で決められたのが痛かった。練習を積んで自分たちの戦術を取り戻したい。次の青森戦は非常に重要なのでブースターの皆さんにサポートをお願いしたい。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]