モンテ、ミスから暗転 新潟に0-2

2021/4/13 14:50
〈山形―新潟〉前半、山形のFKからMF加藤大樹(17)がヘディングシュートを決めるが、味方のファウルで得点にならず=天童市・NDソフトスタジアム山形

 サッカーJ2は第7節最終日の11日、各地で6試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で新潟と戦い、0―2で敗れた。5戦連続で白星がなく、通算成績は1勝3分け3敗。順位はJ3降格圏の19位に下がった。

 山形はコンディション不良のFWビニシウス・アラウージョに替わり、FW林誠道が初めて先発入りした。前半は0―0で折り返し。後半11分、自陣のパスミスから敵に先制点を許した。同32分にオウンゴールで追加点を奪われ、ホーム戦3連敗を喫した。

 このほか2位の琉球も水戸に2―0で快勝して勝ち点19とした。3位の金沢は0―1で千葉に敗れて同13のままで、町田を下した京都に並ばれた。

 山形は次節の17日、秋田市のソユースタジアムで秋田と対戦する。

 【評】山形はミスから勝機を逸した。攻撃力の高い相手に対し、前半は粘り強い守備や攻守の切り替えで対抗。互角の展開だったが、後半11分に不安定だったビルドアップ(組み立て)を突かれて失点し、劣勢に立たされた。攻撃のテンポは上がらず、3戦連続の無得点に終わった。

【青炎】後半2点献上、ホーム3連敗

 手痛いミスから暗雲に覆われた。本拠地3連敗というまさかの結果で、順位はJ3降格圏内に。攻撃を売りにするチームが3戦連続の無得点に終わり、DF野田裕喜は「安い失点と得点力不足。今季の山形の良くないところが出た」と嘆いた。チームはいまだ1勝止まり。この原因を直視しないと、傷は深まるばかりだ。

 前線からのプレスとパスワーク、似た持ち味の両軍がしのぎを削り、がっぷり四つの展開だった。前半ロスタイム、左サイドで得たFKにMF加藤大樹が頭で合わせ、ネットを揺らしたが、味方のファウルでノーゴール。戦力の差を感じさせない場面が続きながら、後半は二つの致命的なミスが失点を招いた。

 自陣でつないだパスを相手に奪われ、後半11分に失点。敵の素早いリスタートからチーム全体が後手に回り、同32分にはオウンゴールで2失点目を喫した。「うまくやれていたが、ミスによる失点で精神的に響いた」と石丸清隆監督。FWビニシウス・アラウージョをコンディション不良で欠く中で、積極性も見せたが、この日もシュートの絶好機を逸した。

 7戦を終えて勝ち点は6。石丸体制2年目ながら昨季同様、序盤でつまずいた。順位変動の大きい時期ではあるが、シーズン前の高い下馬評は影もなく、降格圏に低迷。故障者も多く、現実は厳しい。「諦めないで一緒に戦っていきたい」。もどかしさを抱えるファンに向け、野田は言葉を絞り出した。

一つ一つの決断が遅い

 石丸清隆監督の話 全体として新潟の(攻守の)強度に比べて劣った。(ゴール前に)相手よりも1歩早く入ることが必要で、1歩前で入れる場面もあった。一つ一つの決断が遅い。相手に隙があるのに、見つけられないのが今の状態。ホームでの3連敗は非常に責任を感じている。本当に申し訳ない。

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