選手確定、仕上げの調整 県縦断駅伝、号砲まで2週間

2021/4/13 14:33

 第65回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は27日の号砲まで2週間。新型コロナウイルスに悩まされながらも工夫を凝らして練習に打ち込んできた11チームの登録選手が確定し、調整は仕上げの段階に入った。

 【酒田・飽海】酒田市光ケ丘陸上競技場で10日に開かれた酒田春季記録会に15人が参加した。高校生と社会人が5000メートル、中学生は3000メートルに出場し、強風の中で佐藤颯(JA庄内みどり)が自己ベストを更新する走りを見せるなど、全体的に調子は上向きだ。阿部亮監督は「記録を見ると、ここ数年間で最も個人のレベルが高い。優勝を狙える力がある」と手応えを口にした。11日は同競技場で各自調整した。

 【鶴岡・田川】10日は鶴岡市の櫛引総合運動公園で練習に取り組んだ。一般・高校生は400メートルのインターバル走を15本こなし、中学生は4000メートルのペース走で調整した。11日は約20人が3区(黒森―湯野浜)を試走。後藤拓馬(オリエンタルモーター)がトップで走り抜き、順調な仕上がりぶりをアピールした。奥泉伸監督は「選手たちの気持ちを盛り上げながら、レース本番に向かっていきたい」と意気込んだ。

 【新庄・最上】新庄市陸上競技場で練習した。10日は1000メートルのインターバル走を10~15本こなし、星川昇(新庄東高教)と井上徹(県最上総合支庁)がチームを引っ張る積極的な走りで存在感を示した。11日は1万6000メートルのペース走に取り組んだ。板垣新一監督は「主要区間を任せる選手は固まってきた。あと1週間でつなぎ区間も決めていきたい」と語った。

 【北村山】10日は村山市の楯岡中で練習を行った。社会人は3班に分かれ、1万2000メートルのペース走、400メートル20本のインターバル走、ロード走に取り組んだ。高校生は400メートル15本のインターバル走に励み、ともに東海大山形高の鈴木悠勢と鈴木至が好走した。松本諒哉(東桜学館中)ら中学生3人も好調を維持し、秋庭正司監督は「選手たちは仕上がりつつあり、区間配置をじっくり考えたい」とレースを見据えた。

 【寒河江・西村山】寒河江市に県独自の緊急事態宣言が出ていた10、11日は自主練習とした。11日は主力選手が市内でロード練習に励み、1キロ3分10秒~3分30秒のペースを保ちながら最長約16キロを踏んだ。主将の杉沼聖平(スガタ商事)は上々の仕上がり。志田学監督は「故障者も徐々に回復しており、チームの調子は上向きだ。スピード練習を取り入れるなどして、キレのある動きを出していきたい」と話した。

レース本番に向け、順調な仕上がりの天童・東村山チーム=天童市

 【天童・東村山】一般と高校生の15人ほどが10日に天童市スポーツセンター近くで15キロのロード練習に取り組んだ。タイムを設定し、一人ずつ出走。おおむね想定通りのペースでタイムを刻み、斎藤真也(天童市役所)らが軽快に足を運んだ。同日の激励会で相沢一彦総監督は「(コロナ禍の中で)選手はコツコツ、悩みながら練習を積み重ねてきた。新たなメンバーも加わり、きっと成果を上げてくれる」と期待した。

 【山形】山形市を対象とした県独自の緊急事態宣言を受け、チーム練習は行わずに各自が出走予定の区間を見据えてインターバル走に取り組んだ。森谷翔(日大山形高教)と大沢駿(山形市役所)の仕上がりは順調。高橋祐稀(山形大)も調子を上げ、11日の記録会で5000メートルの自己ベストを更新した。阿部和幸監督は「モチベーションの維持が難しい中、それぞれが練習を工夫して実戦感覚をつかんでいる」と語った。

 【上山】10日は上山市の三友エンジニア体育文化センター周辺でロード練習。一般が5キロ、高校生が3キロを2本ずつ走り、エース金塚洋輔(上山市役所)、高校生の伊藤優真(東海大山形高)が好走して存在感を示した。斎藤勲監督は「区間配置が決まり選手に伝えた。今後は本番をイメージしながらスピードに磨きを掛けるとともに、体調管理にも気を付けていきたい」と語った。11日は各自で調整した。

 【長井・西置賜】11日は長井市の光洋精機アスリートフィールド長井(市陸上競技場)で練習。大学生と社会人の6人がペースを変化させながら1万2000メートルを走り、心肺機能の強化を図った。大津秀二監督は「主力の選手が仕上がりつつある一方で、変化走を走り切れなかった選手もいたので、本番までに全選手のコンディションを上げていきたい」と話した。一部の選手は米沢長距離記録会に出場した。

 【南陽・東置賜】中学生と高校生、社会人の計27人が11日の米沢長距離記録会に出場した。伊藤翼(高畠町役場)や遠藤正人(南陽市役所)をはじめ、多くの選手が調子を上げている。塩野憲治(米沢中央高)が5000メートルで14分59秒26をマークして7位に入り、自己ベストを更新。小野正晃監督は「大会本番に向けてプラス材料の多い記録会になった。今回の結果を参考に区間配置を考えたい」と話した。

米沢チームのメンバーが参加した米沢長距離記録会=米沢市営陸上競技場

 【米沢】米沢市営陸上競技場で11日に開かれた米沢長距離記録会に10選手が参加。5000メートルで6位の高橋和人(山形大)は14分55秒02をマークして好調ぶりをアピールした。川野部桂(サクサテクノ)は5000メートルで15分10秒21、3000メートルは8分54秒21。安定感のある走りを見せた。沢田賢一監督は「メンバーはそろった。新しい力も借りて全員でレースに臨みたい」と話した。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]