県医師会長「まん延防止、再検討を」 県内の今月死者4人、全て70代以上

2021/4/13 10:24

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 県内の新型コロナウイルスの死者は12日に1人が公表され、この2日間だけで計3人に上る。中目千之(なかのめちゆき)県医師会長は「これ以上、死者や重症者が増える状況なら、まん延防止等重点措置の適用に向けた再検討を行う入り口に来ているのではないか」と指摘する。

 県健康福祉部によると、県内累計死者数21人のうち、4月だけで4人。いずれも70代以上の入院患者だった。県内の流行第3波では軽症・無症状者が多かったが、最近は重症化リスクが高い高齢者の割合が上昇。中目会長は「市中感染が主流となり、若い人から高齢者に広がっている。死亡者を増やさないため、若い世代を中心に節度ある生活を徹底するしかない」と訴える。

 県内では新規感染者数が高止まりの状態で、重症者も4人いる。中目会長は対策の一つに「まん延防止等重点措置」を挙げ、「行政による宣言だけでは防ぎきれず、医療態勢が逼迫(ひっぱく)しており、人の流れを抑制するため、具体的な強い政策を考える段階に来ている」と強調。▽家庭内感染を防ぐ予防策の強化▽山形市に限らず、他自治体での介護施設の職員や利用者に対するPCR検査の普及―なども提案している。

 県は12日、重点措置の対象区域(宮城県、東京都、京都府、大阪府、兵庫県、沖縄県)との往来は可能な限り控えるよう県民に呼び掛けた。

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