寒河江の介護施設でクラスター 新型コロナ・緊急事態解除後に

2021/4/13 09:44

 県独自の緊急事態宣言が解除されたばかりの寒河江市で12日、市内では初となるクラスター(感染者集団)が高齢者施設で確認され、新規感染者は5人に上った。市は「宣言が解除されたからといって安心はできない。警戒を緩めず対策を徹底する」とした。

 市高齢者支援課によると、市内の介護サービス事業所には何度も注意を促す通知を出しており、「今回の施設も感染防止対策を取っていたはず」と話す。施設での感染は職員に起因するケースが多いとされ、「職員には自宅などでの感染リスクを下げる注意を繰り返し伝える」とした。

 また市では酒類を提供する飲食店に対し、営業を午後9時までとする時短要請を継続しており、12日夜は市と市商工会の役職員が各店に対し、協力と感染予防を訴える巡回を始めた。一方、期間を延長している市民向け無料PCR検査は12日、24人の検体を採取。13~18日の予約は計29件で、1日50人の定員に対し空きがある。

クラスターが確認された介護老人保健施設寒河江やすらぎの里=寒河江市

利用者ら5人感染、リハビリ部門は休業

 寒河江市の介護老人保健施設寒河江やすらぎの里は12日、利用者4人と職員1人が11日までに新型コロナウイルスに感染したとホームページで発表した。

 介護老人保健施設部門は感染防止対策を徹底の上、引き続き運営し、通所・訪問リハビリテーション部門については休業する。担当者は「利用者とご家族、地域の皆様に多大なご心配とご迷惑をお掛けしてしまい、心よりおわび申し上げます」とコメントした。

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