県、専用病床増を検討 新型コロナ

2021/4/9 07:44
山形県庁(資料写真)

 県内で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、県は8日、県内8病院で確保している専用病床計222床(うち重症者用26床)を増やしていく考えを示した。2桁台の新規感染者が続く山形市内を含め、村山地域で複数の医療機関を追加する方向で増床を図ることを検討している。

 この日の県議会臨時会の厚生環境常任委員会で、県が説明した。感染者数が高止まりし、村山地域では病床使用率が8割に迫り上昇傾向にある状況などについて質問があり、県の担当者は「現在、村山地域の医療機関と病床の積み増しについて協議している。具体的な数字を出せる段階ではないが、早急な調整をお願いしている」と答えた。

 県は具体的な医療機関名や増床規模などは明らかにしなかったが、専用病床が逼迫している村山地域で、山形市内を含む複数の医療機関を新たに確保する方向で調整を進めている。既に専用病床がある病院についても、拡充を求めていくとみられる。

 8日現在、県全体の病床使用率は36.9%で、政府のステージ3(感染急増)の指標(20%以上)を超えている。村山地域の病床逼迫を受け、2次医療圏(県内4地域)の圏域を超えた感染者の移送も今週から開始したという。

◇県内患者の入院状況(8日現在)

        病床数 入院数 使用率

県立中央病院   45   34  75.6%

山形大学付属病院 27   5  18.5%

県立新庄病院   7   3  42.9%

公立置賜総合病院 34   10  29.4%

日本海総合病院  41   4  9.8%

その他(3施設) 68   26  38.2%

確保病床合計  222   82  36.9%

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