オキナグサ、かれんに 山形

2021/4/8 11:51
釣り鐘状に咲くオキナグサが見頃を迎えた=山形市・蔵王みはらしの丘ミュージアムパークはらっぱ館

 蔵王みはらしの丘ミュージアムパークはらっぱ館(山形市)の花壇で、歌人斎藤茂吉が愛したオキナグサが見頃を迎えた。釣り鐘状のかれんな花が、訪れた人の目を楽しませている。

 多年草のオキナグサは、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。同館が位置する南山形地区にもかつて群生していたことや、茂吉が地区内を訪れていたという縁から、地域住民が2015年、栽培方法を研究する村山産業高(村山市)の協力を得て同館北側の花壇に苗を植えた。ここ5年ほどはみはらしの丘自治会の枝松久さん(69)らが管理を担っている。

 花壇には約200株があり、今月1日ごろに咲き始めた。花のように見える赤紫色のがくは白い毛に覆われ、独特の雰囲気。散歩に訪れた須貝英一さん(76)=山形市津金沢=は「花の色が奥ゆかしいね」と目を細めていた。見頃は今後1週間ほどといい、5月下旬には種が付いた白い綿毛になる。

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