解除か延長か「10日までに判断」 県独自の緊急宣言で知事

2021/4/8 08:10
吉村美栄子氏

 新型コロナウイルスの感染者急増で山形、寒河江の両市に発出している県独自の緊急事態宣言に関し、吉村美栄子知事は7日、宣言の期限前日となる10日まで感染状況を見極めた上で、解除か延長かを判断する考えを示した。2桁台の新規感染者が続く山形市は解除が厳しい情勢となっている。

 この日の定例会見で説明し、感染状況が落ち着きつつある寒河江市については、現状維持を前提に「決定的なことはいえないが、解除の可能性が高い」とした。

 吉村知事は、山形市の状況について、飲食店関係の新規感染者が抑制傾向にあり、酒類提供や接待を伴う飲食店に求めている午後9時以降の営業自粛の効果が現れていると分析。一方、新たなクラスター(感染者集団)が発生するなど新規感染者数が高止まりしており、「今の2桁台では解除が厳しいと思う。1桁台になってもらわないと、という気持ちはある」とし、宣言の延長もあり得るとの考えを示した。

 延長の場合も営業時間短縮要請については、必要性を改めて検討するとした。

 解除か延長かの判断に当たっては、新規感染者数や重症者数、病床占有率、感染経路不明者数などの数値を総合的に勘案し、医療専門家の見解も踏まえるという。判断時期に関しては「できれば期限の2日ぐらい前がいいが、11日ではなく10日までにはと考えている」と述べた。

 政府に対する「まん延防止等重点措置」の適用要請については「知事が時短を命令したり、(違反すれば)罰則が付いたりする。そこまでは必要ない」と否定的な見解を示した。

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