県縦断駅伝、号砲まで3週間 それぞれの環境、心は熱く

2021/4/5 09:45
インターバル走に取り組む鶴岡・田川チームのメンバー=鶴岡市小真木原陸上競技場

 第65回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は27日の号砲まで3週間に迫った。10日の資格審査会で出場11チームの登録選手が確定。各選手とも新型コロナウイルスの影響で調整に苦慮しながらも、メンバー入りに向けて精力的に汗を流している。

 【米沢】3日は各自で調整し、4日に市営陸上競技場でチーム練習を行った。社会人5人と高校生2人は3000メートル、2000メートル、1000メートルのインターバル走をそれぞれ1本こなした。中学生は12人が参加し、スピード練習で汗を流した。沢田賢一監督は「来週行われる5000メートルの記録会に向けて、いい練習ができている。その結果も踏まえて、これからメンバーと区間を選考していきたい」と話した。

 【長井・西置賜】4日は長井市の光洋精機アスリートフィールド長井(市陸上競技場)で練習し、3000メートル、2000メートル、1000メートルと距離を変えていくインターバル走で追い込んだ。大津秀二監督は「うまくこなせた選手がいた一方、本調子ではない選手もいた」とし、参加した高校生から社会人までの8人には「最高のコンディションで本番のスタートラインに立てるよう努めてほしい」と呼び掛けた。

ジョグで体を温める上山チーム=上山市

 【南陽・東置賜】4日は社会人と高校生、中学生の約30人が高畠中で練習した。社会人と高校生が5000メートル、中学生は3000メートルで、選手選考を兼ねたタイムトライアルを行い、エントリー選手を決定した。既に確定していたメンバーは3000メートルと2000メートル、1000メートルのペース走を1本ずつこなした。小野正晃監督は「けが人もいて心配な部分はあるが、今のベストメンバーを選べた」と手応えを語った。

 【上山】3日は上山市の三友エンジニア体育文化センター周辺コースで5キロのタイムトライアルに臨んだ。渡辺貴(上山市役所)らエース級の選手が快走。好調ぶりをアピールし、斎藤勲監督は「レベルの高い練習ができている。若手も調子を上げており、全体的に仕上がりは良い。今後スピードを重視した練習も取り入れ、レース感覚をつかんでいきたい」と手応えを口にした。4日は各選手が独自に調整した。

 【山形】市内に県独自の緊急事態宣言が出されているためチーム練習は行わず、共通メニューを個人でこなした。3日は2000~3000メートルのインターバル走、4日はクロスカントリーコースなどで1万2000~2万メートルの距離走を実施。有沢英司(さくらんぼテレビ)や熊坂太郎(山形放送)らベテラン勢が徐々に仕上がり、阿部和幸監督は「チーム内で練習内容を共有しながらモチベーションを維持している」と話した。

 【天童・東村山】コロナ禍でモチベーションの維持や調整に苦労しながら練習に取り組んでいる。3日は約20人が参加。予定していた記録会を取りやめ、天童市の県総合運動公園サブグラウンドで一般・高校生が5千メートル、中学生が3千メートルのタイムトライアルを行った。ベテラン勢や田島駿介(山形大)が気を吐き、中村展人監督は「この状況で練習量は足りていないが、各自の状態は把握できた。全体としては順調」と語った。

 【寒河江・西村山】寒河江市に県独自の緊急事態宣言が出ていることを考慮し、3、4日は先週に引き続き自主練習。各自が距離走やインターバル走などで汗を流し、主力の荒井雄哉(山形環境エンジニアリング)、主将の杉沼聖平(スガタ商事)は順調な仕上がりだった。志田学監督は「チームで集まれないのは痛手だが、選手の調子は上がっている。レースペースを意識した練習に取り組んでいきたい」と話した。

中学生がタイムトライアルに挑んだ北村山チーム=村山市・楯岡中

 【北村山】3日は村山市の楯岡中などで練習した。中学生20人は3000メートルのタイムトライアルに臨み、上位は9分30秒台のタイムで走りきった。社会人と高校生は同校を発着点とする20キロのコースを走り、長嶋祐二郎(神町自衛隊)や小山大地(村山市議)が順調な仕上がりを見せた。また一部はペース走に取り組んだ。秋庭正司監督は「大会へモチベーションを上げる時期だ」と見据えた。4日は各自で調整した。

 【新庄・最上】3、4日は23人のメンバーが新庄市陸上競技場で練習。3日は10分間の休憩を挟みながら3000メートル、2000メートル、1000メートルを1本ずつこなした。山口大陽(新庄地区陸協)、庄司瑞輝(酒田南高)らが1000メートル3分を切るペースで走り、好調ぶりを示した。4日は1万6000メートルのビルドアップ走に取り組んだ。板垣新一監督は「脚を作る練習から、動きにキレを出す方向に切り替えていく」と語った。

 【鶴岡・田川】3、4日はメンバー約20人が鶴岡市小真木原陸上競技場で練習した。3日は各自フリーで調整し、4日はインターバル走を行った。中学生が400メートル8本、一般・高校生は2000メートルを4本こなし、日向貴憲(東北エプソン)らベテランが勢いのある走りを見せた。奥泉伸監督は「各選手の力は拮抗(きっこう)している。調子を見極めながら区間配置を考えていきたい」と本番を見据えた。

 【酒田・飽海】3、4日は酒田市光ケ丘陸上競技場で大学生を除く約20人が汗を流した。3日はインターバル走を行い、主力選手が2000メートル5本、ほかの選手は1000メートル7本をこなした。4日は鈴木亮平(東北エプソン)、新社会人の遠田光太郎(酒田天然ガス)らがペース走で順調な仕上がりをアピールした。阿部亮監督は「チームの核となる選手の状態が良い。思惑通りに練習できている」と話した。

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