65歳未満接種、山形市は7月開始見込み 新型コロナワクチン・47都道府県庁所在地の7割不透明

2021/4/4 11:00
山形市役所(資料写真)

 新型コロナウイルスワクチンを巡り、都道府県庁がある47市区の7割(35市区)が、65歳未満の接種の開始時期について見通しが立っていないことが3日、共同通信の調査で分かった。65歳未満の接種は高齢者の後に想定されている。感染が再拡大した場合、半数近い22市区が接種計画に影響が出ると懸念を示した。接種に際し、8割の市区は依然として、ワクチンがいつどれだけ供給されるか不安だとしている。

 ワクチン供給で政府は、6月末までに3600万人の65歳以上の高齢者分を上回り、65歳未満の一部も賄える量を確保すると発表。これに対して自治体側は、実際の供給量を見極め計画を立てようとする姿が浮かび上がった。

 住民接種では、優先対象者となる高齢者の接種が4月12日から始まる。これに続くのが、65歳未満の人。うち基礎疾患のある人らが優先される。健康な人は、さらに後となる。

 調査は3月25日~4月1日、47都道府県庁所在地(東京は都庁のある新宿)の市区を対象に行った。

接種券発送開始は6月見込み

 山形市は、国から十分なワクチン供給量があるとの前提で、高齢者の接種終了時期は7月になるとの認識を示した。その想定を基にすると、65歳未満の人への接種券発送が6月、接種開始は7月と見込む。65歳未満の人については基礎疾患のある人から順次、接種を進める方針だ。

 感染再拡大による影響については「個別接種を基本としているため、(接種を担う)かかりつけ医への影響は限定的」との考え。一方で感染症指定医療機関をはじめとする病院については「影響が出る可能性もある」とする。供給量に関する先々の見通しが国から示されないことには懸念を募らせている。

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