細部まで緻密「ドールハウス」 鶴岡・致道博物館で故磯貝さん作品展

2021/4/3 20:47
磯貝吉紀さんが制作したドールハウス39点を紹介している=鶴岡市・致道博物館

 建築物を12分の1のスケールで再現する美術工芸品「ドールハウス」の作家・研究家磯貝吉紀さん(1933~2011年)の作品展が、鶴岡市の致道博物館で開かれている。調度品や室内装飾などを緻密に表現した39点が展示され、来館者を楽しませている。

 磯貝さんは東京の民放テレビ局に勤務する傍ら、欧州のドールハウスに魅了され、1970年代から研究や制作に取り組んできた。さまざまな展覧会の監修に携わるなど、国内第一人者として活躍した。

 今回が初公開の作品「テレビ局のスタジオ(仮称)」は、磯貝さんが勤めていたテレビ局の時代劇セットを再現した。制作中に病に伏せ、未完となったが、大道具、小道具やカメラなどの機材が忠実に作られ、セット内に入ったかのような気分を味わえる。

 友人と2人で訪れた鶴岡市新形町、団体職員松田ひとみさん(68)は「2年前の展覧会に孫と来たので、今回が2回目。何度見ても新しい発見があって楽しい」とハウスをのぞき込んでいた。20日まで。

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