公益大の入学、5年続けて定員超 文科省の支援事業、3タイプで選定

2021/4/2 10:47
東北公益文科大酒田キャンパス(資料写真)

 東北公益文科大(酒田市)の2021年度の入学者数が241人となり、5年連続で定員(235人)に達したことが1日、分かった。同大は文部科学省の私立大学等改革総合支援事業に北海道・東北で唯一となる3タイプで選定され、本年度はカリキュラムの機能強化も図っており、さらなる教育と研究の充実を図る。

 同大の21年度の志願者は538人で、01年度の開学以来、入学者(258人)とも最多だった昨年度の597人は下回ったが3年連続で500人を超えた。私立大学等改革総合支援事業は、先進技術を活用し課題解決を図る「ソサエティー5.0」の実現などに向けた教育の展開や、特色のある高度な研究を実施など4項目(タイプ)について審査され、このうち3タイプで選定された。選定項目数に応じて文科省から補助金が交付される。同支援事業は13年度に始まり、同大は14年度から20年度まで7年連続で選定されている。

 同大は経営、政策、地域福祉、国際教養、観光・まちづくり、メディア情報の6コースから専攻を選択するが、本年度からは「ダブル・メジャー制度」を導入。主専攻だけでなく、副専攻も学べるようにし、異分野への理解力を養い、複数の専門分野を持てるようにする。一方、産業界との共同研究や公開講座の実績などではまだ課題もあり、神田直弥学長は「学生への教育環境を充実させるとともに、足りない部分を強化し、より評価される大学を目指す」と話した。

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