鉄道、これははまる リアルなジオラマ、新庄・ゆめりあに夢のギャラリー

2021/4/2 10:40
もがみ体験館内に開設する鉄道ギャラリーには見応えのある鉄道ジオラマなどを常設展示する=新庄市・ゆめりあ

 新庄市のJR新庄駅に隣接するゆめりあに3日、鉄道ギャラリーがオープンする。ゆめりあを管理する最上広域市町村圏事務組合が施設活性化の一環として開設し、鉄道ジオラマ(立体模型)をはじめミニ蒸気機関車(SL)や懐かしの車両模型などを並べる。入館無料で幅広い世代が楽しめる展示内容が特徴。将来的に最上地域のジオラマ製作を計画し、展示の充実を図る。

 幅3.5メートル、奥行き1.8メートルの鉄道模型には駅舎やビル、家屋に加え、木々などの緑もある。楕円(だえん)形に組まれた高架上の線路を山形新幹線つばさと検査車両ドクターイエローが行き交う。ほかにもリアルな車両を数多く走らせる。同事務組合の担当者は「“鉄ちゃん”でなくても見ているだけで楽しい」と表情を和らげる。

 このジオラマは貴重な鉄道資料の数々を所有する長浜鉄道スクエア(滋賀県長浜市)の展示品だったが、管内リニューアルに伴い不要となり、情報を得た同事務組合が譲り受けた。

 もう一つの目玉となるジオラマも展示する。舟形町堀内の商店経営、沢内義明さん(72)が戦後の舟形駅周辺をモデルにした手作り模型だ。2011年から4年ほどかけた労作で、当時の暮らし向きが見て取れる炭鉱採掘の情景を細かく再現している。サイズは幅5メートル、奥行き1.5メートルほど。これまで同町内の施設に保管していたが、同事務組合の申し出を受けた沢内さんが展示を快諾した。

 鉄道ギャラリーは、漫画ミュージアムが入る「もがみ体験館」内に設置。自由に出入りし、見ることができる。3日のオープン記念イベントとして、最上8市町村の特色ある景観や観光名所を再現するジオラマ製作に関し同事務組合と新庄神室産業高が協定を結ぶ。また、鉄道友の会山形支部によるジオラマ一般公開を3、4の両日開く。

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