春の川面に「そう、このしなり」 県内、渓流釣り解禁

2021/4/2 07:51
晴天に恵まれた渓流釣り解禁日、思い思いのポイントでさおを振る釣り人たち=真室川町及位・塩根川

 県内の各河川で1日、ヤマメやイワナなどの渓流釣りが解禁された。本格的なシーズン到来はまだ先だが、この日を待ち望んだ太公望たちが春の川面に釣りざおを伸ばした。

 酒田市と遊佐町を流れる日向川には、気温上昇により雪が一気に解けて流れ込んでいる。増水や濁りで釣果は乏しいが、上州屋酒田店(同市)の担当者は「濁りは数日で回復するため、今月中旬以降は期待できるはずだ」と話した。

 真室川町及位の塩根川では、釣り人の姿があちこちに見られた。仲間と3人で訪れた山形市の40代男性はこの日午前、「まだ1匹しか釣れていない。水温が低いのでまだ早いかな」と話しつつも、「暖かくなってくる1週間後が楽しみ」と顔をほころばせた。

 新庄市のフィッシングちゃっか屋によると、塩根川では昼すぎまでで20センチ前後のヤマメ、20~30センチのイワナが釣れ、合わせて50匹の釣果があった人もいたという。井上英治店長(52)は「水量が多く、例年より小ぶりだが魚の動きはいい。雪解けが進めばさらに期待できる」と話した。

 飯豊、小国町内の河川では、本格的なシーズンインは今月中旬から下旬の見込み。小国町漁協の遠藤和彦組合長(63)は「今シーズンは積雪が多く、残雪がありまだ釣りは難しい」と語り、民宿あらしの嵐哲雄さん(81)は「釣りスポットの上流部に行くには道路が除雪されていない。昨年は釣り人がいたが、今日はいなかった」と話した。

 ヒメマスとニジマス、最上川水系と赤川以外のサクラマスも同日解禁された。漁期は9月末(サクラマスは8月末)まで。鶴岡市の大鳥池は6月1日に解禁される。

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