県縦断駅伝、号砲まで1カ月 みなぎる意欲、練習に熱

2021/3/29 09:03

 第65回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は4月27日の号砲まで1カ月を切った。2年ぶりのレースを見据えてロードやトラックで汗を流した一方、新型コロナウイルスの感染拡大で自主練習に切り替えたチームも。厳しい環境の中でも出場する11チームの選手たちは精力的に練習に臨み、意欲をみなぎらせている。

ペース走で本番に向けて調整する酒田・飽海チームのメンバー=酒田市光ケ丘陸上競技場

 【酒田・飽海】27、28日は酒田市光ケ丘陸上競技場で大学生や社会人の一部を除く約20人が練習に臨んだ。27日は1000メートルのインターバル走12本をこなし、高校生らは別メニューで調整。28日はペース走を行い、菅原翼(遊佐町役場)ら主力が2万メートルを1周84秒で刻み、主力以外は1万2000~1万6000メートルなどに取り組んだ。阿部亮監督は「社会人が例年になく充実しており、全体的に調子も上向きだ」と語った。

 【鶴岡・田川】約20人のメンバーが27、28日の両日、鶴岡市小真木原陸上競技場で練習した。27日は2000メートルのインターバル走を4本、28日は1万2000メートルのペース走を1本行った。中学生は4000メートルのペース走などで汗を流した。設定された練習メニューよりも距離を伸ばして走るメンバーもおり、奥泉伸監督は「一人一人が自覚を持って取り組んでいる。初日優勝という目標を達成できるよう調整していきたい」と話した。

フィールドや外周に雪が残る中、トラックを駆ける新庄・最上チームの選手たち=新庄市陸上競技場

 【新庄・最上】27、28の両日、新庄市陸上競技場で練習した。27日はスピード強化を意識したインターバル走を実施。200メートル、300メートル、400メートルを各8本走った。28日は2班に分かれ、20キロの距離走と1万メートルのペース走を行った。板垣新一監督は「主要区間を走る予定の高校生と一般の仕上がりがいい。1キロ当たり3分10秒のペースで走ることができる体力を作っていきたい」と話した。

 【北村山】27日は村山市の楯岡中で練習を行い、社会人を中心に15人ほどが参加。1000メートル2本を走った後、1万6000メートルのペース走をこなすなどした。1600メートル走7本に取り組むメンバーもいた。主将の辻村充(東根市役所)、粟野峻(神町自衛隊)、斎藤龍生(同)ら主力が調子を上げている。秋庭正司監督は「若い人が大幅に増える見通しで、新しいチームをつくりたい」と語った。28日は各自で調整した。

 【寒河江・西村山】寒河江市に県独自の緊急事態宣言が出されたことを受け、27、28日は自主練習とした。28日は道の駅寒河江チェリーランド周辺で10キロのタイムを計測するメンバーの姿が見られた。志田学監督は「故障者がいるが、チームの地力はついてきている。少人数でできる練習をこなしていきたい」と話した。

 【天童・東村山】新型コロナ拡大のため、20日の市長杯ロードレース大会が中止となり、中学生の練習参加は見送っている。調整が難しい中、27日は天童市スポーツセンターで練習。社会人約10人が参加し、20キロのロード走に取り組んだ。距離を踏むためにペースを保ちながらも、斎藤真也(天童市役所)らが元気な走りを見せた。中村展人監督は「コロナ対策が難しい状況にあるが、選手は気持ちを上げてきている」と語った。

 【山形】山形市に県独自の緊急事態宣言が出されていることを受け、チーム練習は当面見送る。各自がインターバル走や距離走に取り組んだ。主力の森谷修平(山形市役所)、森優太(クリーンシステム)、菅原直哉(山形ダイハツ販売)が順調に仕上がっている。阿部和幸監督は「個々の体調を確認できない状況だが、経験豊富な選手が多いので信頼している」と語った。

 【上山】新型コロナウイルス感染拡大を受け、予定していた全体練習は中止とし、27、28の両日とも個人練習に切り替えた。斎藤勲監督は「けが人もなく、エース選手を中心にみんな好調を維持しており、チームとしては順調に来ている。来週予定しているロードレースでさらに状態を見極めたい」と話した。

 【南陽・東置賜】チームの柱となるNDソフトのメンバーが別メニュー調整となる中、社会人と高校生、中学生約20人が28日、高畠中で練習した。中学生はペース設定をした上で1200メートル走を5本、社会人と高校生は走る区間を想定しながら1万6000~2万メートルを走った。冬場の練習不足が心配されたが、遠藤正人(南陽市役所)と大河原謙人(高畠町役場)が先頭グループで軽快な走りを見せるなど調子は上向いている。

トレーニングを積む長井・西置賜チーム=長井市・光洋精機アスリートフィールド長井

 【長井・西置賜】28日は高校生から社会人までの選手11人が参加し、長井市の光洋精機アスリートフィールド長井(市陸上競技場)でトレーニングした。ペースを変えながら1万2000メートルを走り込むなど調整。大津秀二監督は「主力がしっかりと走ってくれて仕上がりは良さそう。大学生の参加も刺激になっているようだ」と印象を口にした。

 【米沢】28日は市営陸上競技場で今季初のスピード練習を行った。5人が参加した社会人は1000メートルを7本走り、エースの川野部桂(サクサテクノ)が順調な仕上がりでチームをリードした。高校生は4人、中学生は11人が参加し、積極的な走りで正メンバー入りをアピールした。沢田賢一監督は「米沢でも雪が解け、本格的な練習はこれから。しっかりコンディションを上げ、けがなく大会を迎えたい」と話した。

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