幕際被弾、モンテ逆転許す ホーム開幕戦、栃木に1-2

2021/3/22 12:55
〈山形―栃木〉前半、山形のFW堀米勇輝(11)がドリブルでボールを保持する=天童市・NDソフトスタジアム山形

 サッカーJ2は第4節最終日の21日、各地で8試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で栃木と対戦し、1―2で敗れ、ホーム開幕戦を白星で飾れなかった。今季初の敗戦となり、通算成績は1勝2分け1敗。暫定順位は8位に下がった。

 山形は前節からスタメン1人を変更し、FW堀米勇輝が初先発した。前半43分、MF加藤大樹が2戦連続得点となるミドルシュートを決めたが、1分後に失点し、1―1で折り返した。後半ロスタイム、左CKを頭で合わせられ、勝ち越しを許した。

 このほか、甲府が愛媛に1―0で競り勝ち、3連勝で勝ち点10とした。昇格の相模原が終盤の2得点で大宮に2―1で逆転勝ちし、初勝利。千葉も今季初勝利を挙げた。

 山形は次節の28日、同会場で岡山と顔を合わせる。

 【評】山形は手痛い逆転負け。立ち上がりから相手の果敢なプレスと、こぼれ球を拾われての速攻に苦しめられた。前半終了間際にMF加藤の2戦連続ゴールで先行しつつ、直後に失点する試合運びの悪さを露呈。相手の決勝点は、与えたCKからゴール前の密集で競り負けた。

【青炎】合わない呼吸、好機ふいに

 ホーム開幕戦で、勝利への貪欲さを示したかった7分の後半ロスタイム。攻め手を欠いたまま、逆転負けの結末が待っていた。持ち味を出せない展開で今季初の黒星を喫し、石丸清隆監督は「猛省」という言葉を出し悔しがった。

 今季初勝利に燃えた栃木のプレスに序盤から苦しめられた。十分なピッチ状態とは言えなかったが、パスの精度は悪く、ボールを拾われて速攻を食らう悪循環が目立つ。「普段だったらできるプレーもプレッシャーを感じてミスにつながった」とMF国分伸太郎。

 前半43分、前節に続いてMF加藤大樹がミドルシュートで得点したものの、わずか1分後、クロスボールへの対応が甘くなった。FW堀米勇輝は「試合運びで隙を見せてしまった」。シュート4本に終わった前節よりも、好機の数は多かったが、最後の呼吸が合わない。勢いづけようとした交代策は奏功せず、1―1の後半ロスタイム、勝ち越しを許す2失点目を喫した。「最後まで粘り強く戦えた」(田坂和昭監督)と胸を張る相手に屈した。

 初白星をつかんだ第2節の東京V戦で軽やかなパスワークを見せたものの、その後2戦の連係は鈍かった。次節の本拠地初勝利に向け、ビルドアップ(攻撃の組み立て)の修正が鍵に違いない。石丸監督は「前を、ゴールを全員が意識しなければ点は入らない」と注文を付けた。

非常に申し訳ない結果

 石丸清隆監督の話 非常に申し訳ない結果に終わった。昨季と同じような(得点後やロスタイムなど)試合が動く場面での失点だった。前半はボランチの位置が低く、スペースを見つけることができなかった。交代後に全体がパワーダウンしてしまうことは昨季からの課題だ。

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