ホーム開幕、勝利へ全力 モンテ、きょう21日栃木戦

2021/3/21 13:35

 サッカーJ2は第4節最終日の21日、各地で8試合が行われる。ホーム開幕戦を迎えるモンテディオ山形は午後2時から天童市のNDソフトスタジアム山形で栃木と対戦する。ロングボールを多く使う相手に対し、こぼれ球などを狙った鋭い寄せがポイントの一つになりそう。シュート数が少なかった前節の反省を踏まえ、石丸清隆監督は「積極性を前面に押し出したい」と意気込んだ。

 山形は20日、非公開練習で調整した。前節のアウェー松本戦は前半に先制を許したものの、1―1で引き分けた。敵地3連戦は通算1勝2分けで、順位は暫定6位としホーム初戦に臨む。

 一方の栃木は昨季、堅守速攻のスタイルを貫いて10位。田坂和昭監督が3季目の指揮を執る。主力の一部が移籍したものの、新たにJ2岡山のMF上田康太らを補強。さらに山形からDF小野寺健也が期限付きで加わった。

 開幕から岡山、秋田、甲府に3連敗し、勝ち点ゼロの最下位と苦しいスタートとなっている。しかし、激しい守備からの速攻には迫力があり、石丸監督は「ゴールに直結するような攻撃が3試合で出ている」と指摘する。

 山形は前節、主導権を握った時間帯を生かせず、シュート4本にとどまった。練習では得点を意識する内容を増やしたといい、石丸監督は「自分たちのスタイルを出せるようにしたい」と強調した。

【MF堀米】勝つ準備はできている

MF堀米勇輝


 ○…移籍後初のホーム戦を前に、調子を上げてきたMF堀米勇輝。「勝てるようにいい準備ができている」とコメントも頼もしい。

 コンディション不良のために開幕戦は欠場し、続く2試合は途中出場。個人としての採点は20点未満と厳しいが、「プレー時間は自分で延ばすもの」と、日々の練習でアピールを続けた。初先発への意欲をにじませ、観客を引き付ける「はつらつとしたプレー」を自身に課した。

【FWアラウージョ】虎視眈々、俺が決める

FWビニシウス・アラウージョ


 ○…「チームが勝てれば、最高のホーム開幕戦になる」。昨季チーム得点王のFWビニシウス・アラウージョは、虎視眈々(たんたん)と2戦ぶりの得点を狙う。

 来日2年目はシーズン初戦からゴールに絡むなど、まずまずの滑り出しだ。前節は無得点に終わったため「得点の可能性は広がらない」と、シュートの重要性を強調。「(今季の)山形はホームで強いということを見せていきたい」と表情を引き締めた。

【DF山田拓】めざすは優勝、白星追求

DF山田拓巳


 ○…在籍14年目のホーム初戦が迫ってきた。「試合開始から自分たちのやるべきことをピッチで表現する」とDF山田拓巳。自ら発信してきた目標「優勝」に向け、白星を求める一戦だ。

 3戦連続でフル出場と開幕からギア全開。前節は連係の中心となった場面もあり、MF加藤大樹の初ゴールを呼び込んだ。ようやく迎えるホーム戦で「いいスタートを切れるように一丸となっていく」。主将の固い決意だ。

アウェー用ソックスの色が肌と同化し、遠目には履いていないようにも見える=2月28日、東京都町田市

ソックス「履いてますよ」―アウェー戦、セカンドユニホームに注目

 ○…ソックスを履いていない? 開幕から3戦はアウェー用のユニホームを着て戦い、斬新なソックスに注目が集まった。

 主に敵地で着用する「セカンド」の靴下はベージュ色。中継や観客席の遠目から見ると肌の色と同化し、素足にスパイクを履いているようにも見える。会員制交流サイト(SNS)でも話題となった。クラブによると、この色に込めた思いは「さまざまな作物を生み出す土壌の土色」「豊かな稲穂の収穫」と、山形の自然を意識したものだ。選手の評判を聞くと、DF野田裕喜は「試合後に映像を見ると、はだしかと。(でも)いいんじゃないですか」と笑顔だった。

 意外な形で話題となったが、ホーム開幕戦では真新しい「ファースト」を着用する。野田は「ずっと白だったので、そろそろ青が着たい」。いよいよ「モンテブルー」がピッチを駆ける。

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