4月12日の週から5市村で開始 県内高齢者のワクチン接種

2021/3/13 09:06

 高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種について、県は12日、県内では4月12日の週に山形市など5市村で開始されると発表した。最も遅い接種は三川町など3町村が5月中旬を見込む。当面のワクチン配分は限定的となり、各市町村では、高齢者の中での接種順位などについて早急な検討が求められる。

 県新型コロナワクチン接種総合企画課によると、県内で65歳以上の高齢者の対象は約36万人。本県には4月5日の週に山形、鶴岡の両市に各1箱(975回分)が、12日と19日の週に各10箱が届く見込み。いずれも1箱ずつ市町村に供給される。26日の週は35箱が届き、県内の全市町村に配分される予定だが、この段階でも接種を受けられる割合は全体の7.8%にとどまる。

 12日の週から接種が始まる見通しなのは山形、鶴岡、長井、南陽、大蔵の5市村。19日の週は米沢、酒田など11市町、26日の週は寒河江、上山など11市町で接種がスタートする。

 一方、5月以降を見込むのは8町村。大型連休明けを想定しているのが西川、戸沢など5町村で、最も遅い5月中旬は鮭川、三川、遊佐の3町村。

 県は市町村の意向を踏まえ、ワクチンの配分先を調整した。国の供給見通しを含めて今後も流動的な要素は残り、県は接種日程は暫定的としている。

 玉木康雄健康福祉部長は12日の県議会厚生環境常任委員会で「各市町村で個別、具体的な接種計画の作成が本格化する」とし、「県としては立ち遅れる市町村がないよう、しっかりと連携して取り組んでいく」と説明した。

 高齢者への接種について国は4月12日に始め、同26日の週から本格化させる方針を示している。

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