高齢者向けワクチン第1便、4月5日の週に到着 県、独自レベル引き下げ

2021/3/8 07:58

 県は7日、65歳以上の高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン接種に関し、本県には4月5日の週にワクチンの第1便(975人分)が到着する見通しを明らかにした。同26日の週までに全市町村に計約2万8千人分が届くめどが立った。ただこれは県内高齢者約36万人に対する充足率で8%程度となる。また感染状況が落ち着いているとして、県は7日付で本県独自の注意・警戒レベルを3(警戒)に引き下げた。

 県庁で7日に開いた新型コロナに関する危機対策本部会議で、県の担当者が説明した。米ファイザー製ワクチンは2回接種が必要となり、高齢者向けワクチンについては4月5日の週に2箱(1950回分)、12、19日の週に10箱(9750回分)ずつ届く予定で、1箱ずつ市町村に供給する。

 配分先については市町村の意向を可能な限り尊重し、県が調整・選定を行う。26日の週には35箱(3万4125回分)が到着し、全市町村に届けられる予定。接種開始時期については現時点で1自治体が4月5日の週から可能としているが、今後、県が改めて各市町村に確認することとしている。

 今月5日に始まった医療従事者などへの接種については、重点医療機関8病院を対象に2回目接種分として同22、29日の週に計10箱が供給される。第2弾は消防救急や協力医療機関が対象で、同22日の週から4月19日の週までに計8箱が届けられる。第3弾以降の見通しは不明だが、対象は▽感染が疑われる患者の救急対応を行う医療機関・保健所▽その他病院・医科診療所▽歯科診療所・薬局その他―の順になる見通し。

 注意・警戒レベルについては、新たに引き下げの目安を設定した。県内で1週間以上、新規感染者が出ていないことなどから現在はレベル1相当だが、慎重を期すため一気に下げず、状況を見極めながら段階的に判断する。吉村美栄子知事は本部会議後の臨時記者会見で「経済再生と感染防止にメリハリを付けて対応する。県民には基本的な感染防止対策を引き続き守ってもらいたい」と述べた。

県内、新規感染ゼロ

 県は7日、県内で新たに新型コロナウイルスの感染者は確認されなかったと発表した。新規感染者の公表ゼロは8日連続。

 県によると、県内の入院患者は前日から5人減って7人となった。累計感染者数は543人。

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