脚本制作へ山形取材 映画監督・篠原さん、脚本家・あべさん

2021/3/7 11:53
山形市に滞在し、シナリオづくりに取り組んでいる篠原哲雄監督(右)とあべ美佳さん=同市・山形まなび館

 鶴岡市出身の作家藤沢周平さんの短編小説が原作の本県ロケ作品「小川の辺(ほとり)」などを手掛けた映画監督・篠原哲雄さんと、尾花沢市出身の脚本家・あべ美佳さんが7日まで1週間、山形市内に滞在し、シナリオハンティングを行っている。2人は文化活動やまちづくりに取り組む市民らを取材するなどし「山形に根差した人たちの人生観に寄り添った話が描けそう。映画化につながるよう動いていきたい」などと語った。

 国内外の芸術家を招へいし、滞在中の創作活動を支援する山形市創造都市推進協議会の事業「やまがたアーチスト・イン・レジデンス」で訪れた。例年海外から映像作家らを招いて実施しているが、本年度は新型コロナウイルスの影響で海外との往来を避ける一方、縁のあった篠原監督に声を掛けた。今後、映画撮影に発展していくことも念頭に、山形を舞台にしたオリジナル脚本制作を支援した。

 篠原監督は山形でのシナリオ制作について「食や最上川などの自然、老舗をはじめ、文化的に幅広く、映画にも力を入れている。この街なら舞台にした映画が作れると思った」とした。かねて群像劇のような話を作ってみたかったとし「挑戦できる機会を与えてもらいありがたい」と語った。あべさんは「改めて山形は魅力的な街だと思った。人も風景も絵になる」と話していた。

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