農林や食、起業アイデアの独創性競う 県など企画、山形でコンテスト

2021/3/7 10:46
オンライン形式でさまざまな事業が発表され、関係者が審査した=山形市・山形メディアタワー

 本県産業をけん引するビジネスの創出を図るため、県など産学官金の連携企画「やまがたビジネスプランコンテスト」が6日、山形市の山形メディアタワーを会場にオンライン形式で開かれた。本県で起業し数年の事業者や起業を予定しているグループなど、県内外の計10チームが参加。農林業や食など、地域資源に着目したさまざまな構想が披露された。

 小野寺忠司山形大国際事業化研究センター長を委員長に、教育や金融機関、行政などの関係者5人が審査員を務めた。今後の事業連携も視野に県内企業の代表者や投資家も視聴し、質問したりアドバイスを送ったりした。

 新規性、独創性、市場性、収益性などの観点で審査された。最優秀賞(ベストビジネスプラン賞)は、置賜地域の森林資源を生かして創業を計画するチーム「森から人へ」が受賞。バイオマス発電事業の展開などによる森林の価値向上、雇用創出のための構想を紹介した。

 発表者の一人で、首都圏から米沢市に移住しベンチャー企業「酒オンタップ山形」(同市)の代表を務める山田哲夫さんは「米沢に来て分かったのは、地元の方々が気付いていない“宝物”があるということ。林業から皆さんが豊かになれる道筋をつくりたい」と語った。

 このほか、鶴岡市が学校給食発祥の地であることを踏まえ、高齢者介護施設などで献立作成を支援する事業が発表された。規格外のため廃棄予定の「訳あり農作物」の販売に関する取り組みなどもあった。

 コンテストは初開催で、10チームは事前にワークショップをこなしてこの日に臨んだ。山形放送が事業を受託し行われた。

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