震災10年を前にオンラインコンサート 長井で「影法師」

2021/3/6 22:36
ユーチューブでも生配信された影法師のコンサート=長井市・鈴木酒造店長井蔵

 長井市の4人組フォークグループ「影法師」の酒蔵利き酒コンサートが6日夜、オンラインで開かれ、間もなく10年を迎える東日本大震災の被災地に対する思いなどを歌い上げた。

 コンサートは例年、同市の鈴木酒造店長井蔵(鈴木大介社長)で3月に開いているが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、動画投稿サイト「ユーチューブ」での生配信方式で開催した。メンバーは同社の酒「鄙(ひな)の影法師」を曲間に飲みながら、約1時間半で「白河以北一山百文」「とうほぐ(東北)」「花は咲けども」など9曲を披露。国政への批判や都会に対する反発心、被災地を思う気持ちなどをメロディーに乗せて歌った。

 ベース担当の青木文雄さん(67)は「今もなお被災地の人々が苦難の道を歩んでいることを、かみしめながら演奏した。震災があったことを伝えるため歌い続けなければいけない」などと被災地に思いをはせた。

被災地への思いなどを歌い上げた影法師のメンバー=長井市・鈴木酒造店長井蔵

 同社は震災後、福島県浪江町から長井市に移り、廃業を検討していた旧東洋酒造の蔵を引き継いだ。

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