県内、新型コロナのワクチン接種開始 山形と酒田、医療従事者を対象に

2021/3/6 07:43
医療従事者が次々とワクチン接種を受けた=5日午後2時12分、山形市立病院済生館(写真の一部を加工しています)

 新型コロナウイルスのワクチン接種が5日、県内で医療従事者を対象に始まった。皮切りとなった山形市立病院済生館と日本海総合病院(酒田市)で医師や看護師らが注射を受け、トラブルなくこの日の分の接種を終えた。

 米ファイザー製のワクチンを使い、済生館では医師や看護師ら155人が受けた。ワクチンは国から4日に届き、5日に生理食塩水で希釈した。1人当たりの接種量は0.3ミリリットル。済生館で最初に受けた貞弘(さだひろ)光章館長は「初の接種者となりうれしくもあり、責任も感じる。チクッとしたが、さほどの痛みは感じなかった」と語った。

 済生館では医師や看護師、事務などの委託業者、病棟で実習する看護学生などを含め975人が受ける予定。1回目の接種は11日までに終える見通しで、2回目は約3週間後となる。

 一方、約1600人が接種予定の日本海総合病院では、この日、約30人が受け、1人目となった県・酒田市病院機構の栗谷義樹理事長は「接種後の違和感もなく、70代の私でも大丈夫。安心して接種してもらいたい」と話した。

 県新型コロナワクチン接種総合企画課によると、優先接種対象は医療従事者約4万人。4日に届いた分と、8日の週に入る予定の分は、感染者治療に当たる重点医療機関8病院で約1万人の1回目として使われる。8日は県立中央(山形市)山形大医学部付属(同)公立置賜総合(川西町)の各病院で行われる。

来週届くワクチン、10日と12日に搬入

 県は5日、県内の医療従事者に対する新型コロナワクチンの優先接種に関し、第1弾の約1万回分のうち、来週届く予定となっていたワクチンが、10日と12日に搬入されることが決まったと発表した。

 厚生労働省から5日連絡があった。10日は米沢市立と鶴岡市立荘内、12日は山形大医学部付属(山形市)日本海総合(酒田市)県立新庄(新庄市)の各病院に届く。ワクチンは感染者を治療している重点医療機関8病院に配分されることになっており、今回は、米沢市立、鶴岡市立荘内、県立新庄の各病院が初めて受け取ることになる。

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