吉村美栄子知事は4日、「二人三脚で県政運営に当たり、喫緊の課題に全力を傾注したい」と述べ、今月10日で任期満了を迎える若松正俊副知事の続投を望む考えを改めて示した。県議会予算特別委員会で高橋淳委員(県政クラブ)の質問に答えた。
県は、県議会2月定例会に若松氏を再任する人事案を提案したが、その後撤回。任期までに人事案を再び県議会に示し、同意を得られなければ、副知事が不在となる。
吉村知事は、新型コロナウイルスの感染拡大防止をはじめとする諸課題を抱えているとし「知事を補佐し、庁内の総合調整役となる副知事が不在となることは、あってはならない。現在の体制を維持することが何よりも肝要だ」と話した。
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