ワクチン、県内に初搬入 新型コロナ、きょう5日から接種

2021/3/5 07:43
ワクチンが入った箱を院内に運び入れる薬剤師=山形市立病院済生館

 新型コロナウイルスの医療従事者を対象としたワクチンが4日、県内に初めて搬入された。米ファイザー製ワクチンで、5病院に195瓶入りの1箱(975回分)が届いた。接種は5日、日本海総合病院(酒田市)と山形市立病院済生館を皮切りに始まる。

 5病院のうち済生館(貞弘(さだひろ)光章館長)には午後3時40分すぎ、ワクチンを積んだトラックが地下1階の救急入り口付近に到着した。厳重に梱包(こんぽう)され、ドライアイスが入った約30キロの箱を荷下ろしし、職員が零下78.6度で保管された状態で搬入されたことを確認。薬剤師が臨床検査室に運び、手際よく箱から取り出してディープフリーザー(超低温冷凍庫)に入れた。

 同館の荒井浩一薬局長によると、5日接種する約150人分は4日夕から2~8度の冷蔵保管で解凍し、5日午前に生理食塩水で希釈する。同館は医師や看護師、事務や清掃などの委託業者、病棟実習する高等看護学院の学生などを含めて975人が受ける見込み。アレルギー反応などを理由に希望しない人を除く職員の接種率は93%に上る。1回目の接種は11日までに終える予定で、2回目は約3週間後に行う。

 荒井薬局長は「国から貴重なワクチンが無事届いた。温度管理に努め、5日の接種に備えたい」と話した。

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