全国初の「AI甲子園」へ準備着々 県内高校生参加、山形で7日開催

2021/3/4 08:10
全国初のAI甲子園出場を目前に、準備に取り組む米沢興譲館高の生徒たち=米沢市・同校

 部活動でAI(人工知能)を学ぶ「やまがたAI部」の県内高校生たちが活動の成果を発揮し合う全国初の「AI甲子園」が7日、山形市のパレスグランデールで開催される。地域経済発展の視点からも需要の増加が見込まれるデジタル人材の育成を目指した「山形発」の事業。本番を目前に、生徒たちが最後の調整に取り組んでいる。

 「やまがたAI部」は、金型メーカーIBUKI(いぶき)(河北町)の松本晋一(しんかず)社長が中心になって設立し、県内11高校の生徒約60人が参加し、昨年8月から活動。産学官金の約30の企業・団体で組織する運営コンソーシアムが支える。

 全国初の「AI甲子園」は、気象庁の気象実績データを基に指定日の天候を予想する「天気予想AI」が共通課題。この他、運動部の強化を目指す「スポーツAI」、かんながけの上達を目指す「ものづくりAI」から選択し、各校ごとに発表する。

 1、2年生6人が活動する米沢興譲館のAI部は、ものづくりを選択。かんなを動かす際の3方向の加速度などに着目し、技術向上に挑む。同部代表の2年武田颯太さん(16)は「AIに無限の可能性を感じて参加した。本番では成果を十分発揮し、他校の発表を含めAIに楽しんで触れてきたい」と意気込んだ。

 同コンソーシアム副会長で、AI部の活動にパソコン30台を提供したジョイン(山形市)の武田良和社長は「生徒たちには、AIを学んだ数カ月でどんな自分を発見したか、どんな未来が見えたかも考えてほしい」と話した。

 当日は、午前10時から。新型コロナウイルス感染予防対策として一般観覧はできず、会場の様子を同コンソーシアムのホームページ(https://www.yamagata-ai.org)でライブ配信する。

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