正義の味方だ“振り込マン” あじまん、県警、芸工大が被害防止啓発へ連携

2021/3/3 10:38
特殊詐欺の被害防止に向けた商品「振り込まん」をアピールする学生たち=山形市・東北芸術工科大

 大判焼きなどを販売する「あじまん」(天童市、佐藤友紀社長)と県警、東北芸術工科大(山形市)が連携する特殊詐欺被害防止キャンペーンの一環で、新キャラクター「振り込マン」が誕生した。デザインを担当した学生ら関係者が2日、同大で発表した。

 あじまんは2016年から県警と協力して大判焼き・あじまんの一部商品を「振り込まん」として販売。20年から同大グラフィックデザイン学科も協力し、購入者に学生がデザインしたポストカードを配るなどしている。今回は同科2、3年生有志7人が昨年9月から企画制作を進めてきた。

 振り込マンは警察帽をかぶった「あじまん」がモチーフで、昨年発表された悪役「詐欺まるくん」に対抗する正義の味方の設定。キャッシュカードを狙った特殊詐欺被害を防ぐため「家族にまず相談」と注意を促すイラストなどを考案した。

 県警生活安全企画課によると、県内の20年の特殊詐欺被害認知件数は前年同期比20件減の28件で、板垣徹課長は「特に高齢女性の被害が多い。犯人と電話で話さない、手口を事前に知ることが重要」とした。

 振り込まんはよもぎ入りの生地で3月の土日祝日に県内の全84店舗で販売する。1個110円。オリジナル缶バッジを抽選で50人に贈る取り組みも行う。

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