「氷河期世代」支援訓練始まる 山形で開講、早期就職を後押し

2021/3/3 09:58
求職者支援訓練「パソコン基礎科」の開講式=山形市

 バブル崩壊後の就職難だった1990年代半ばから約10年間の「就職氷河期世代」に対する支援プログラムとして、高齢・障害・求職者雇用支援機構山形支部などによる求職者支援訓練が2日、山形市の日建学院山形校で始まった。パソコンの基本操作やビジネスマナーの習得に関し、受講しやすいよう短時間の訓練を設定し、受講生の早期就職を後押ししていく。

 国の方針を踏まえ県内の経済、労働各団体、行政機関などが昨年、「やまがた就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム」を組織した。関係者が連携を強化し氷河期世代の就職をサポートするとし、今回、日建学院山形校の運営でパソコン基礎科を開講した。

 非正規雇用などで在職中の人をはじめ、育児や介護中の人を対象に募集し、3人の受講が決まった。平日の訓練時間は1日6時間が一般的というが、これを3時間ほどに設定し、受講者が無理のないペースで学べるようにしている。開講期間は4月30日まで。

 同校で開講式を行い、日建学院の関係者らが受講生を激励した。山形労働局、高齢・障害・求職者雇用支援機構山形支部は「県内では初めての取り組み。受講生の生活のためのステップになれば」としている。

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