高校生の就職内定率95.4% 山形労働局、県内企業への割合高く

2021/3/2 11:59

 山形労働局は1日、3月卒業予定の県内高校生の就職内定率(1月末現在)が前年同期比1.4ポイントダウンの95.4%だったと発表した。内定者のうち県内企業への内定割合が80.8%と高く、生徒たちが新型コロナウイルス感染拡大を背景に、首都圏などより県内企業を選択する傾向が色濃く表れた。

 県内企業の求人数は10.8%減の5256人。製造業や情報通信業、卸・小売業、宿泊業・飲食サービス業など多くの業種で前年同期を下回った。

 高校生の就職希望者(縁故、自営従事、公務員を除く)は7.0%減の2367人。このうち県内企業への就職希望者は1.1%減の1922人で、1824人が県内に就職した(内定率94.9%)。求人倍率は0.30ポイント低下の2.73倍で、過去3番目に高い倍率となった。

 全体の内定者は2257人で8.4%減。県外企業への内定者は26.9%減少し433人、県内内定者は2.6%減の1824人となった。山形労働局は「首都圏などは緊急事態宣言が出されるなどコロナの感染者が多く、就職者自身や保護者が『今は県外での就職を差し控えたい』という話が出ている」と説明した。

 地域別の県内求人倍率は村山2.60倍、最上2.67倍、庄内2.70倍、置賜3.20倍。県内内定率は村山93.7%、最上96.0%、庄内95.8%、置賜96.6%だった。

 高校生以外の就職内定率は、大学生が6.3ポイント低下の90.1%、短大生が1.9ポイント低下の86.9%、高等専門学校生が0.2ポイント低下の97.7%、専修学校生が1.8ポイント低下の87.8%だった。

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