吉村知事、公平なワクチン配分訴え 全国知事会、緊急提言まとめる

2021/2/28 11:13
米製薬大手ファイザー製の新型コロナワクチン(ゲッティ=共同)

 全国知事会は27日、新型コロナウイルス対策で国への緊急提言を取りまとめた。円滑なワクチン接種に向け、時期を明示した接種率の目標や、接種情報を管理する新システムの詳細など接種の全体像を早期に明らかにし、正確な情報を提供するよう要求。緊急事態宣言を一部解除した後の感染再拡大防止に向けた対策強化や、宣言対象外の地域で深刻な影響が出ている飲食、観光事業者らへの経済・雇用対策の拡充も盛り込んだ。近く国に提出する。

 吉村美栄子知事は県庁からオンラインで参加した。ワクチンの公平な配分と情報開示、深刻な影響が続く飲食業や観光業などへの支援を政府に要望するよう提言した。

 吉村知事はワクチン接種について「新型コロナ収束の要」とし、地方に重症化リスクの高い高齢者が多いことを踏まえ「必要な量を公平に配分してほしい」と強調。種類や量、スケジュールの詳細といった情報を速やかに示すよう求めた。

 経済対策は(1)企業規模に応じた新たな持続化給付金などの支援(2)新型コロナウイルス感染症対応資金の制度期間延長(3)雇用調整助成金の特例措置の延長(4)観光支援事業「Go To トラベル」について感染状況が落ち着いている地域から再開するなどの柔軟な運用―を提案。「厳しい経営状況にある事業者の事業継続と雇用維持、地域経済の回復を図るため、実効性のある対策を早急に講じてほしい」と訴えた。

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