アランマーレ、入れ替え戦進めず Vリーグ女子2部、最終戦黒星

2021/2/28 10:35
〈アランマーレ―群馬銀行〉第3セット、アランマーレの榎本里歩(12)が得点を決めて14―15とする=長野県東御市・東御中央公園第一体育館(C)V.LEAGUE

 バレーボール・Vリーグ女子2部は27日、長野県東御市の東御中央公園第一体育館で1試合を行った。シーズン最終戦となる本県のプレステージ・インターナショナルアランマーレは群馬銀行と対戦して1―3で敗れ、チーム初となる入れ替え戦進出を逃した。通算成績は10勝4敗で、順位は一つ下がって4位。

 アランマーレは第1セットを18―25で落とすと、第2セットではアウトサイドヒッター榎本里歩が序盤にサービスエースを決めるなどして流れをつかみ、リードを許さずに25―14で奪取。第3セットは榎本を中心に得点して競り合ったが、群馬の強力なスパイクに押されて23―25で競り負け、最終セットも相手の攻勢を抑えられなかった。

 リーグ戦は3月6日に静岡県袋井市で行われる群馬銀行と浜松の試合が最後。同日、今季のアランマーレの順位が確定する。

一丸最後まで攻め続けた

 「攻め続ける」を合言葉に、入れ替え戦進出を懸けた大一番に臨んだアランマーレだったが、群馬銀行の攻撃力を前に守勢に回る展開を余儀なくされた。北原勉監督は「相手の底力を見せつけられた」と悔やみつつ「最後まで諦めずにプレーした選手を褒めてやりたい」と今季最終戦での健闘をたたえた。

 敗れはしたが、守りの連動性を重視した戦術「トータルディフェンス」と若手の攻撃力がかみ合い、勢いに乗った時間帯もあった。流れを呼んだのは今季新加入し、チーム最多得点を挙げたアウトサイドヒッター榎本里歩。強肩を生かした決定力に加え、軌道の低い力強いサーブで得点するなどして存在感を放った。

 榎本を支えたのは、勝利に向けて全力でプレーする仲間の存在だった。第3セット、得点源の木村友里が右足を負傷するアクシデントが発生。中心選手の1人が欠ける中、代わって出場した内定選手のアウトサイドヒッター原田栞里(東海大)が果敢にアタックする姿に、「後輩がしっかり頑張ってくれている。自分も力を尽くす」と奮起し、最後まで激しい攻撃を貫いた。

 それでも、第3セットの競り合いを制した相手の攻勢をしのげず、最終セットは押し切られた。チームを引っ張った背番号12は「(入れ替え戦に向け)懸けてきた試合だった」と唇をかむ一方、「全員で攻めて戦えた。悔しいが、良い一戦だった」。すがすがしく語り、チームの確かな成長を感じ取っていた。

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