子姫芋の料理、これが最優秀 寒河江の伝統野菜・全国コンテスト、とろみや粘り生かす

2021/2/25 12:12
一般の部「子姫芋のふわとろゴマケーキ」

 寒河江市の伝統野菜・子姫芋を使う全国料理コンテストの最終審査会が24日、同市と東京をリモートで結んで行われ、一般、高校生、子ども(中学生以下)の3部門の最優秀賞が決まった。とろける食感や粘りが特長の子姫芋を生かし選ばれたのは「子姫芋のふわとろゴマケーキ」「グルテンフリー!? 子姫芋とバナナのパウンドケーキ」「和風子姫芋グラタン」。創造性、普及性、込められた思いなどが高く評価された。

 コンテストは子姫芋の魅力を再確認して発信し、次代へ受け継ごうと寒河江ブランド・魅力発信協議会が実施。レシピは昨年11月から今年1月まで全国から、家族で調理し考えたものなど計144点が集まった。

 今月半ばまでに1次審査で3部門3点ずつの入選作品を選び、この日はこの計9作品を寒河江市のホテルサンチェリー、東京都内のレストランで調理。都内レストランオーナーシェフで日本イタリア料理協会副会長の原宏治さん(千葉県)を審査委員長に、ともに食の至宝雪国やまがた伝統野菜PR大使の武居万理子さん(東京都)と岡田まさえさん(天童市)、寒河江市内の温泉や飲食業関係者、子姫芋生産者など18人が実際に食べて審査を行った。

 ゴマケーキは大滝佳代子さん(山形市)の作品で、子姫芋にゴマの香りと風味が加わり、しっとりとした食感で楽しめる。パウンドケーキは楢崎明生さん(山辺高)の料理で甘さは控えめ。小麦粉アレルギーの人でもおいしく食べられるよう工夫した。グラタンはペンネーム・子姫芋くん(寒河江市)が応募。ホワイトソースを使わず子姫芋のとろみを生かした。

 総評で岡田さんは「どれも優劣付けがたい」と各作品を高評価し「食で笑顔、元気、幸せをいただいていると改めて考えさせられ、子姫芋の力に感動した」と語った。同協議会はレシピ活用策として、市ホームページやツイッターでの紹介やフォトギャラリー展示を考えている。冊子化も検討しており、多くの人に子姫芋の魅力を伝える方針だ。

 3作品以外の各部門の入賞作は次の通り。

 ◇一般

 ▽優秀賞 「子姫芋のカルボナーラ風炒め」野村みゆき(茨城県)▽入賞 「子姫芋のスペイン風オムレツ」田中直人・津江康太(今村学園ライセンスアカデミー)

 ◇高校生

 ▽優秀賞 「子姫芋のお好み焼き」鹿野真衣(山形学院高)▽入賞 「子姫芋ピザ」後藤七夏(寒河江高)

 ◇子ども(中学生以下)

 ▽優秀賞 「子姫芋ドーナツ」ペンネーム・あんな(東京都)▽入賞 「アゲアゲ!子姫芋のチーズボール」川島和香菜(寒河江市)

記事・写真などの無断転載を禁じます

関連写真

写真・画像の無断転載を禁じます。
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]