コーヒー豆にウイスキー香 東北萬国社が「バレルエイジド」発売へ

2021/2/25 10:41
東北萬国社が笹の川酒造安積蒸留所のウイスキー樽を使って仕上げた「バレルエイジドコーヒーNo.2」

 東北萬国社(山形市、中村明子社長)は27日、コーヒー豆をウイスキー樽(だる)で寝かせて香りをつけた「バレルエイジドコーヒー」を自社オンラインショップで発売する。笹の川酒造安積蒸留所(福島県郡山市)のウイスキーを熟成した後のオーク樽を使い、3種類の豆をブレンド。東日本大震災から10年の節目に同酒造の復興支援で企画した。

 香りに優れたバレルエイジドコーヒーの認知度は年々高まり、東北萬国社も一昨年から扱ってきた。自社オリジナル品の発売を目指し、笹の川酒造に話を持ち掛けたところ快諾を得た。

 樽は新鮮な洋梨を思わせる甘さと3年熟成のスモーキーさが特徴の「YAMAZAKURA シングルモルト 安積 THE FIRST PEATED」を熟成した物を使用。豆はウイスキーとの相性を考え、特有のコクを持つ柑橘系のケニア産、果実感とモカ香のあるエチオピア産、ナッツのように香ばしいブラジル産を用い、樽の中で置く場所を調整しながら1カ月半ほど貯蔵した。受注後にブレンド、焙煎し出荷する。内容量120グラムで小売価格2592円。

 飲むとウイスキーとコーヒーの味、香りが口と鼻に広がる。ホット、アイスともにお薦めという。液体に浸さず200度超で焙煎するため、アルコール分はない。木村陽大営業開発課長は「福島県の魅力を発信し復興を後押ししたい」と話した。今後もさまざまなバレルエイジドコーヒーを発売する計画。問い合わせは023(631)6665。

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