2021モンテ新戦力紹介(9) MF山田康太、GK長谷川洸

2021/2/24 09:25
MF山田康太

MF山田康太―技術、タフさで攻撃起点に

 J1横浜Mから期限付きで加入したMF山田康太は、世代別日本代表で主力を担った有望株。足元の技術とハードワークを兼ね備え、中盤で攻撃の起点となる。「山形のために全力でやった結果はきっと自分に返ってくる。このチームで大きいことをしたい」と抱負を語る。

 トップチームを含め横浜Mに関わる全選手の練習拠点となっていた「マリノスタウン」で育った。強豪の下部組織はチームとして好成績を残せなかったが「苦しんでがむしゃらだった年代」で中心選手となった。高校在学中にトップチームの試合に出場し、期待を集めた。「ハマのプリンス」という愛称が自然と定着した。

 世代別の代表経験も豊富で、2019年のU―20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)は全試合に先発出場。J1の3シーズンで出場機会は限られたが、昨季在籍したJ2水戸で実戦経験を積み、「守備で我慢強く、耐えて勝ち抜く戦い方」を学んだ。自身の力を求める「熱量」を感じ、山形入りを決断。「世界に行った同世代に負けているつもりはない」と頼もしい。

 スペイン1部でプレーするMF久保建英とは年代別代表で一緒にプレー。小まめに連絡を取り合う。趣味はゲームで、サッカーゲーム「ウイニングイレブン」はチーム内で最強ともっぱらの評判だ。

 やまだ・こうた 神奈川県出身。横浜Mで2018年にトップチーム昇格。U―20W杯に出場した19年は名古屋、昨季は水戸に在籍し、1年間の期限付きで山形に加入した。身長175センチ、体重68キロ。利き足は右。背番号14。21歳。

GK長谷川洸

GK長谷川洸―「自分が出る」強いメンタル

 プロ入り後の3シーズンで「厳しい世界」を体感したGK長谷川洸は「勝負の1年」と覚悟を持って加入した。「持ち味はシュートストップとスタジアムに響き渡るコーチング」とアピールする。

 「グローブをはめてみたい」。そんなきっかけで始まったGKとしての競技人生は、試練の連続だった。東京Vの下部組織に入った高校1年時、ポジション争いは4人中の4番手。練習試合にさえ加わることができず、別組織で実戦経験を積んだこともあった。日体大ではJ2町田のGK福井光輝と激しく競い合い、全国4強までたどり着いた。

 小学校の頃から東京Vのファンで、2018年に加入が決まると、「プロとして所属することに不思議な感じ」を覚えた。一方で主力の壁は厚く、在籍した3季で公式戦出場はゼロ。昨季は契約満了を通知された。同時に指導者になる道を薦められたが、「まだ早い。見返してやりたい」と固辞。山形からのオファーが届き、応じた。

 反省の意味も込め、東京Vの永井秀樹監督の「いつかチャンスが来ると思って練習していても(機会は)巡ってこない」との言葉を胸に刻み、「自分が出る」と強い気持ちを抱く。培ってきた「腐らないメンタル」が生きると信じている。

 はせがわ・こう 東京都出身。高校から東京Vの下部組織に所属し、日体大を経て2018年に東京Vに加入。J2での公式戦出場はなく、昨季限りで契約満了となり、完全移籍で山形に加わった。身長183センチ、体重85キロ。利き足は右。背番号16。25歳。

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