2021モンテ新戦力紹介(8) GKビクトル、FW藤村怜

2021/2/22 08:58
GKビクトル

GKビクトル―欧州出身、指示は日本語で

 GKビクトルは欧州出身者として初めて山形に在籍する。昨季の相模原では全試合に出場し、J2昇格に大きく貢献した。身長191センチでリーチは長く、シュートへの鋭い反応が持ち味。本人が強調するスタイルは「ハードワークするGK」だ。

 地元はスポーツや文化で世界的に有名なバルセロナ。初めてサッカー教室に通った6歳の頃、他の子どもが前線のポジションを選ぶ中、迷わずGKを希望し、周囲を驚かせた。17歳でプロ契約を結び、当初はバルセロナに本拠を置くエスパニョールの下部チームに所属。その後に国内の複数クラブに在籍した。

 2017年に当時J2の岐阜からオファーを受けて来日した。昨季は相模原の守護神となり、クラブ初の昇格を経験した。「選手は常に上を目指すもの」と、競争の激しい山形への加入を決めた。最後尾からの指示は日本語を使い、「ピッチ内のコミュニケーションに問題はない」とアピール。シーズンを通して「1試合平均で1失点以下」を目標とする。

 勉強熱心で、スポーツ心理学やコーチの資格を既に取得済み。「サッカー選手の心理面のサポートをしたい」と将来の夢を見据え、休日はオンライン講座を受けるため机に向かっている。

 ビクトル スペイン出身。17歳の時に母国でプロキャリアをスタート。2017年に当時J2だった岐阜に完全移籍で加わり、3シーズン在籍。昨季は相模原に移り、全34試合に出場した。身長191センチ、体重85キロ。利き足は右。背番号1。31歳。

FW藤村怜

FW藤村怜―万能タイプ、飛躍へ力試し

 期限付き移籍が飛躍のきっかけになるか。FW藤村怜は下部組織から所属したJ1札幌を初めて離れ、「自分の力がどれだけあるのか知りたかった」と山形に加入。札幌ではボランチを担った万能タイプで、「何が何でも試合に出てやるという気持ち」を日々の練習にぶつける。

 高校3年時の2017年に2種登録選手となり、初めてトップチームの試合に出場した。昇格した翌年以降の3年間は「常に次のプレーを意識できるようになった」とレベルアップを感じた一方で、主力の壁は厚く、試合に絡めない悔しさが募った。

 「外の厳しい環境下」で一層の成長を求め、1年間の期限付きで山形を選んだ。「連動してゴールを目指す戦い方は自分のスタイルに合っている」という自負がある。ポジションは複数こなせるものの、サイドハーフが最有力。精度の高いスルーパスやミドルシュートを武器とし、「何よりもチームの勝利が一番。攻撃的なプレーで貢献したい」と意気込む。

 野菜嫌いで、日々の食卓には野菜ジュースが欠かせない。「あまり人とはしゃべらない」という人見知り。柔和な表情がトレードマークだが、趣味の格闘技観戦では熱くなる。

 ふじむら・れん 北海道出身。中学時代から札幌の下部組織に所属し、2018年にトップチームに昇格した。昨季はカップ戦2試合に出場。山形には1年間の期限付きで加入した。身長176センチ、体重68キロ。利き足は右。背番号24。21歳。

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