おうち時間が増、ごみも増 テークアウトや片付け影響?

2021/2/22 08:13

 新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増える中、家庭から出るごみに変化が見られる。プラスチック類や粗大ごみの量が前年比で増えているのだ。飲食店のテークアウト利用などに加え、在宅期間に自宅内を整理していることが背景にあるようだ。一方、回収に当たる職員は負担増とコロナ感染の危険性もあり、ごみ袋には市民からの激励や感謝のメッセージが張られているケースもある。

 山形市のほぼ全域でごみ収集を請け負う山形環境保全協同組合によると、プラスチックごみの収集量は昨年4~12月で計1614トンと、前年比で208トン増えた。弁当容器や食品トレーなどが多くなっているという。特に6月は51トン増と顕著な変化が見られた。家での飲食が増えた影響で、瓶・缶も昨年4~12月で計64トン増の1899トンだった。米沢市でも可燃ごみなどが前年同期に比べて増加傾向にあるという。

 同組合でこの期間に収集した家電製品や学習机など粗大ごみの量は計280トンで、前年比で29トン増えた。回収の依頼を受けて訪問する戸数も1割以上増え、在宅時間が長くなる中で、自宅の片付けに精を出す人が増えていると推測される。

 一方、十分に洗われていない食品用の容器などは感染リスクの恐れがあり、収集時は細心の注意を払っている。同組合ではごみ収集車に消毒液を常備。作業終了時の消毒を義務付け、袋からはみ出たごみを片付けた際など必要に応じて小まめに消毒している。

 頭を悩ませているのが、カラスによって袋の中身が散乱するケース。ごみ袋を路上に置く場合は、カラスよけのネットの使用を求めている。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]