山形市のワクチン接種、高齢者はかかりつけ医へ 新型コロナ

2021/2/18 10:45

 山形市は17日、新型コロナウイルスワクチンに関するプロジェクトチームの初会合を開き、4月に接種が始まるとされている65歳以上の高齢者について、原則的にかかりつけ医での接種とする方針を決めた。医療機関にワクチンを配分するためコントロールセンターを設置し、必要本数などを一括管理し、配送する態勢を整える。

 会合は非公開で行われ、終了後に市側が協議内容を説明した。市によると、高齢者には基礎疾患のある人も多いため、普段から症状を把握しているかかりつけ医による接種が安全と判断した。接種会場で急病になった場合、集団接種会場よりも設備の整った医療機関の方が対応しやすい点も考慮した。市内の65歳以上の対象者は約7万2千人。今後、市医師会と連携し、接種態勢を構築する。接種に先駆け、予約を受け付けるためのコールセンターを3月中に開設する。予約のほか医療機関の紹介なども担う。

 コントロールセンターは市保健所に置き、ワクチンを保存するためのディープフリーザー(超低温冷凍庫)を配備。予約状況に基づき各医療機関の必要本数を集計して配送し、医療機関の負担を軽減する。

 高齢者以外に接種対象が広がった際は、集団接種により接種スピードを上げることも想定。会場は市保健所のある霞城セントラルが候補に挙がっている。市は実施計画を3月半ばをめどに策定する方針。

 協議後、取材に応じた佐藤孝弘市長は「一番の懸念は実際にワクチンが4月にどの程度届くのかということ。国には早急にスケジュールを示してほしい。情報を得て、市民に早期に示せるよう努力したい」と話した。

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