静かに…静かに…糸よ引け 県民の森・ワカサギ釣り

2021/2/6 11:36
板橋沼では愛好家が釣り糸を垂らしてワカサギを狙っていた=山辺町・県民の森

 山形市と山辺町に広がる県民の森の板橋沼で、冬の風物詩ワカサギ釣りが最盛期を迎えており、厚い氷に覆われた湖面の上では愛好者が釣り糸を垂らしながら静かに釣果を待っている。

 県民の森のワカサギは、昭和50年代に外来魚により絶滅。県、山形市、山辺町、作谷沢漁業協同組合、最上川中流土地改良区などが耕作放棄地を板橋沼として改修し復活を試みた。1991(平成3)年から青森、秋田両県にまたがる十和田湖の卵を放流し、ワカサギが戻った。同漁協は資源保護のため釣り期間を1、2月に限定しているほか、夜釣りも禁止し、1人50匹の上限を設けている。

 時折青空がのぞいた5日は氷上の所々にテントが立った。思い思いの場所に穴を開けた釣り人が短い電動リールを上下に動かし、引きの感触を楽しんでいた。友人と訪れた尾花沢市梺町1丁目、会社役員大類隆さん(57)は「今季初めて来た。ワカサギは注意深いので釣り上げるのが大変」と言いながらも笑顔を見せていた。

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