アイデア満載、子姫芋レシピ144点集結 寒河江・団体主催の料理コンテスト

2021/1/27 10:28
全国から集まった子姫芋料理のレシピ。計144点で、多彩な内容となっている=寒河江市役所

 寒河江市の伝統野菜・子姫芋を使う全国料理コンテストに、各地から144点のレシピが集まった。とろける食感や粘りが特徴の子姫芋を生かす和食や洋食、スイーツなど内容は多彩。審査を経て一般、高校生、中学生以下の3部門で最優秀賞を決めるが、関係者は質・量とも高レベルだと喜び「全作品を紹介してはどうか」との声が出ている。

 コンテストは子姫芋の魅力を再確認して発信し、次代へ受け継ごうと寒河江ブランド・魅力発信協議会と市子姫芋組合が実施。芋煮や煮物とは異なる新発想のレシピを、昨年11月中旬から今月12日まで募った。

 応募数は一般29点、高校生102点、中学生以下13点。県外は関東や大阪、遠くは鹿児島からも寄せられた。内容はいずれも食欲をそそる。和食はゆずこしょう炒め、豆乳みそ汁、あんかけ丼、かき揚げ、どんどん焼きなどに活用。和食以外はピザやグラタンはもちろんクリームパスタ、ジャーマンポテト、パエリア、酢豚、スープなど多彩に生かしている。スイーツも多く、ケーキやプリン、アイスクリームにまで「変身」させている。

 子姫芋組合の黒田祐一代表は「こんなに応募があるとは思わなかったしバラエティーに富んでいる」とうれしそう。今後の審査は、レシピを基に各部門上位3点を選定。2月末に都内レストランのオーナーシェフらを審査委員に、実際に調理して食べて各部門の最優秀賞を決める。

 黒田代表は「実際にどんな料理になるのか楽しみ」と話しつつ「入賞作以外が『ボツ』になるのは残念。冊子などにしてはどうか」と提案する。審査委員の一人で「食の至宝雪国やまがた伝統野菜PR大使」の武居万理子さん(東京都)も「ブラッシュアップすれば商品になれるものもある」と高評価し、「レシピは誰でも活用できるようにしてほしい」と話している。

 事務局の市農林課でもレシピの活用法を検討しており、ホームページでの公開や掲示、冊子化などについて担当者は「素晴らしい内容が多いので、前向きに考えたい」と話している。

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