異例、無効9000票超に 山形市区県議補選、持ち帰りは55票

2021/1/26 08:40
投票用紙の枚数を確認する山形市職員たち=25日午前0時15分、山形市総合スポーツセンター

 現職の辞職に伴い、24日に知事選とともに投開票が行われた山形市区の県議補欠選(欠員1)は、9千超の無効票と55票の持ち帰り票が出る異例の結果となった。

 無効票は9110票で、投票総数の7.7%に当たる。このうち白票が6601票に上った。24日午後9時15分に始まった開票作業は当初順調に進み、同11時半ごろには開票作業がほぼ終了。予定していた午前1時の結果確定が大幅に前倒しになるかとも思われた。しかし、白票以外の無効票の記載内容の確認に加え、55票もの持ち帰り票が出たため職員が票数を何度も確かめ、結果確定は結局、午前0時31分となった。

 多くの無効票が出たことに関し、市選管の担当者は「推測で理由を言うことはできないが、二つの選挙が重なった時や補選の場合は多い傾向があるようだ」と話す。2019年9月、酒田市長選と同時に投開票が行われた酒田市議補選でも約5千票の無効票があった。一方、持ち帰り票が出ると、投票と投票者の数が合わなくなり、確認作業で確定時刻が遅れる事態につながる。担当者は「今後、市民への啓発に一層力を入れていきたい」としている。

 今回は自民党山形市支部が候補者の擁立を断念。国民民主党の推薦を受け、非自民系の山形市議らの支援を得た国会議員秘書梅津庸成氏(53)が初当選した。自民支持層の票が無効票や持ち帰り票となったことも予想される。同支部の須貝太郎支部長は「支持者から誰に投票したらいいのかという問い合わせもいただいていた」と話した。

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