牛柄ラケット登場、スリッパ卓球よ再び 河北の業者、干支にちなみ製造

2021/1/24 14:22
乳牛の白黒模様が特徴的なスリッパ卓球のラケット=河北町・タカナシスリッパ

 スリッパ生産量日本一を誇り、かつては「世界スリッパ卓球大会」が開かれていた河北町。新型コロナウイルス禍や大雪の影響で運動不足になりがちな人にも、自宅などでスリッパ卓球を楽しんでもらおうと、町内の製造業者が今年の干支(えと)・丑(うし)にちなんだ乳牛の白黒模様のラケットを作った。

 スリッパ卓球のラケットは打球面が広い上に低反発なため、初心者でもラリーを続けやすいのが特徴。スリッパの裏面で球を打ってプレーする。今回、乳牛のようなデザインのラケットを製造したのはタカナシスリッパ(同町谷地、高梨正雄社長)。元々は町内の別メーカーが大会用公式ラケットを生産していたが、現在は同社が型枠などを受け継いでいる。

 同町で1997年から始まったスリッパ卓球大会は2011年、運営スタッフが不在になったことでいったん幕を閉じた。現在は新潟県で競技を楽しむ愛好者たちや、温泉卓球用にと県外の旅館などが公式ラケットを買い求めているという。

 「コロナ後に“卓球のまち”でもある河北町で再び大会が開かれ、活気にあふれたらいいね」との願いも込めて作った今回のラケット。模様部分は起毛素材、内側はコルク製で、壁に掛けて状差しとしても活用できる。価格は一つ1500円。

 企画した高梨順子専務は「(ラケットは)スリッパだけど履けない点が残念」と語り、ミュール(足の甲を覆うサンダルの一種)タイプの干支柄スリッパ(2千円)も作った。自分の干支に合わせてオーダーすることも可能。問い合わせは同社0237(72)2310。

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