生活支援アプリ、コロナ下で人気 尾花沢出身・戸田さん設立の会社提供

2021/1/24 12:18
生活応援アプリ「継続する技術」の画面

 尾花沢市出身の戸田大介さん(29)が立ち上げたアプリ開発会社「bondavi(ボンダビ)」(横浜市)が無料でリリースする生活応援アプリが、累計ダウンロード数200万を突破するなど注目を集めている。仕事や勉強、運動をサポートする機能を備え、手軽な操作性が特徴。新型コロナウイルス感染拡大による在宅勤務の普及などを背景に、若い世代を中心として利用が拡大している。

 戸田さんは山形工業高から新潟大に進学。建築分野を専攻していたが、大学時代のカナダ留学で情報系の魅力に触れたことをきっかけに、卒業後は都内の大手広告代理店に就職した。データ分析の業務に携わった経験を生かし、2018年に会社を設立した。

■成果“見える化”

 アプリは全10種類あり、タイトル「集中」のアプリでは勉強や仕事、休憩のための時間設定ができる。10分、25分などと設定した時間が経過すると通知され、取り組みの成果を振り返る機能も設けている。「継続する技術」としたアプリでは「毎日○○する」といった目標を自由に定められ、実施後にアプリを操作して入力する。いずれも取り組んだ成果を“見える化”でき、自己評価なども入力しながら、アプリに表示されるアドバイスやメッセージがさらにやる気を引き出してくれる仕掛けだ。

 アプリ内の情報量を最小限に抑えるなど、使いやすさにこだわった。新型コロナ流行前の19年、全アプリの累計ダウンロード数は109万ほどだったが、20年10月時点で200万を突破した。自宅でのテレワークや学習の機会が増え「家でやる気を高めたい人が多いようだ」と同社。「集中」のユーザーアンケートでは社会人の約88%が「仕事の生産性が上がった」などと回答しているという。

 社名のbondaviは音の響きから、「凡人」と「ダビンチ」を組み合わせて命名した。戸田さんは現在、尾花沢市を離れ都内で生活しているが「多くの知人、友人が山形にいる。たくさんの地元の人にアプリを知ってほしい」と古里への思いを語っている。

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