知事選、きょう24日審判 熱戦17日、最後の訴え

2021/1/24 09:41

 任期満了に伴う知事選は24日、投票が行われ、即日開票される。ともに無所属で、新人の元県議大内理加(57)、現職で4選を目指す吉村美栄子(69)の両候補は運動最終日の23日、大票田の地元山形市内で街頭演説や選挙カーからの最後の訴えを重ね、17日間に及ぶ戦いに終止符を打った。

 3期12年間の吉村県政に県民はどのような審判を下し、次のかじ取り役にどちらを選ぶのか。新型コロナウイルスの感染が懸念される中で行われた真冬の選挙で、投票率の動向も注目される。選挙戦となった2009年は65.51%だった。

 投票は24日午前7時から、既に繰り上げて実施された酒田市飛島以外の県内786カ所で一斉に行われ、午後8時で締め切られる。開票所への搬送時間などを考慮し、27市町村の計295カ所の投票所は閉鎖時間を1~2時間繰り上げる。

 開票は新庄市など12市町村が午後8時から始め、9時20分までに全市町村が開始する。25日午前0時ごろに全ての市町村の開票作業が終了する見通しだ。

 6日現在の有権者数は91万4749人(男43万8875人、女47万5874人)。

(右)気勢を上げる大内理加候補=山形市、(左)頑張ろうコールをする吉村美栄子候補=山形市

【大内理加候補】拳を掲げて「県政刷新」

 山形市内を終日遊説し、山形駅前大通りでの演説では「国と連携し市町村と一体となった県政に今こそ変えなければならない。停滞した県を皆さんと一緒に前に進めたい」と拳を掲げた。時を惜しむように支持者の元に駆け寄り、グータッチ。掛けられた激励の言葉に目を潤ませた。個人演説会には遠藤利明選対本部長、佐藤孝弘山形市長らが加わり、県政刷新を訴えた。

 事務所での運動打ち上げには自民党県議やスタッフらが集結し、次々とねぎらいの言葉を受けた。「57年間生きてきて一番頑張った年。皆さんへのお礼は言い尽くせない」と頭を下げ、戦いを締めくくった。

【吉村美栄子候補】声振り絞り「未来創造」

 イメージカラーと同じオレンジ色のコートに身を包み、山形市内を回った。JR山形駅東口などの街頭演説では「山形県が大好き。大好きな山形をもっと良くしたい」とかすれた声を振り絞り、「皆さんと一緒に輝かしい山形の未来をつくっていきたい」と拳を突き上げた。

 遊説を終え、事務所前に戻ると、スタッフや支援議員らによる大きな拍手に迎えられた。「多くの皆さんから温かい声援をたくさんもらった」と充実感を漂わせ、「言葉に尽くせないぐらいに感謝している」と深々と頭を下げた。最後は冬空に全員で頑張ろうコールを響かせた。

【知事選の立候補者(届け出順)】

大内理加(おおうち・りか) 57 団体役員 無新=自民、公明推薦

吉村美栄子(よしむら・みえこ) 69 知事 無現(3)

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