科学技術指針案示す 県会議、研究開発推進など掲げる

2021/1/22 12:33
県科学技術政策指針の原案が説明され、出席者が意見を交わした会合=山形市・県工業技術センター

 県科学技術会議(会長・尾形健明県立産業技術短期大学校長)の会合が21日、山形市の県工業技術センターで開かれた。2021~25年度を推進期間とする第4次県科学技術政策指針(仮称)の案が示され、出席者が指針の内容や盛り込むべき視点について意見交換した。

 同指針は第3次県科学技術政策大綱(16~20年度)の後継に位置付けられ、県総合発展計画を踏まえ科学技術分野における施策の推進方向を定めている。「研究開発の推進」「科学技術人材の育成・確保」「知的財産戦略の推進」「研究成果の迅速な移転・活用」を基本目標に掲げた。

 施策の方向性については、人口減少や労働力不足に対応するため、デジタル技術を主体とした生産革新などを進めることとしている。その上で工業分野の製品化件数などに関する重要業績評価指標(KPI)も設定する。

 会合には大学教授や企業関係者などが務める委員16人が出席した。新型コロナウイルス禍で同指針を推進するには、教育現場におけるICT(情報通信技術)の普及が重要との指摘が出された。KPIに関連した取り組みを明確にすべきとの意見もあった。

 今後、2月に開く会合やパブリックコメントなどを経て指針を策定する。

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