投票率予測、前回下回る60% 知事選両陣営、どちらもやきもき

2021/1/22 11:26

 知事選の投票日が24日に迫り、一騎打ちを演じる新人大内理加候補(57)、現職吉村美栄子候補(69)の両陣営は当選ラインや得票数に直結する投票率に神経をとがらせている。選挙戦となった2009年は65.51%。両陣営とも新型コロナウイルスの感染拡大や大雪の影響が出るとみて、60%と予測する。投票日の天気予報は曇り一時雨か雪というが、果たして―。

 大内陣営は前回より低くなると見込む一方、女性同士による全国初の対決で注目度は高いとし、県全体で60%と予想した。森田広選対本部幹事長は新型コロナが投票率に影響するとみているが、期日前投票は予想外に大きく伸びていることを挙げ、「これまで12年間選挙が行われず『新しい山形』を望む声を多く聞く。激しい選挙戦が展開されており、60%を超えることを期待している」と語った。

 吉村陣営の投票率予想も約60%。コロナ禍の中で選挙への反応は鈍く、「こんな時に知事選か」という有権者の声も聞かれるとし、09年よりは下がるとみている。伊勢和正選対本部長は「12年前と同様に激戦を反映して上がる要素はあるものの、今回は60%に届けばいい方ではないか」と分析。「投票所に足を運んでもらえるよう全県的に呼び掛け、少しでも投票率をアップさせたい」とする。

 09年は今回と同様、現職と新人が激しく争い、05年(59.32%)から6.19ポイント上昇した。直近の全県選挙となる19年7月の参院選の選挙区は60.74%で、投票率は全国トップを記録している。

 山形新聞社の世論調査では、今回の知事選に「関心がある」と回答した人は85.9%で、09年から1ポイントアップした。コロナ下の選挙で、この関心の高さが投票率に反映されるかどうか、有権者の投票行動が注目される。

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