新型コロナの影響で地方の路線では需要減が続いており、同社は庄内―成田便に加え、関西空港の高知、福岡、熊本各便、中部空港の新千歳、鹿児島の各便の計6路線について、19日に路線廃止運航計画変更届を国交省に提出した。
酒田市の庄内空港を発着していた成田便は2019年8月、成田空港と東北地方を結ぶ初めてのLCC路線として就航。原則1日1往復だったが、昨年4月8日から運休。需要に合わせて7月23日に再開したが、10月25日からは運休したままとなっていた。
「残念」と鶴岡、酒田市長
ジェットスター・ジャパンの路線廃止届を受け、庄内空港利用振興協議会長の皆川治鶴岡市長は「大変残念だが、引き続きジェットスター社などと話し合い、厳しい状況が変わった時の再開に向けて努力する」とし、丸山至酒田市長は「地域を挙げて誘致しただけに残念でならない。せっかく縁ができた航空会社なので状況が改善し、再び就航することを望んでいる」とコメントした。
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